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福井で楽天モバイルの電波はつながらない?他のスマホキャリア7社と比較検証

ahamo

福井の楽天モバイルの電波ってどう?

町中なら割と大丈夫ですが…

福井県内の住宅街の交差点を背景に、楽天モバイル・LINEMO(ソフトバンク回線)・povo2.0(au回線)・日本通信SIM(ドコモ回線)の4G電波状況を比較した画像。画面下部に各社のアンテナピクトと電波強度が並び、Rakuten Mobileは電波弱め、LINEMO・povo2.0・日本通信SIMはいずれも安定した電波を表示。右上には計測時刻「8:05」が示されている。

障害物や人混みで弱いです。

地下駐車場や屋根のある場所、フェスや花火大会など人が密集する場所、そして樹木に囲まれた丘陵地といった電波が弱まりやすい環境で、楽天モバイル・LINEMO・povo2.0・日本通信SIMなど各社の電波状況を比較した画像。楽天モバイルの電波が、地下や屋根下では圏外や弱い表示が目立ち、フェス会場では速度が87Kbpsに低下、丘陵地では一部回線がアンテナ1本になるなど、利用環境ごとの通信品質の差がわかる構成になっている。

田舎や山でも弱いエリアがあります。

田園地帯を走行中の道路で、楽天モバイルのスマホが圏外表示となり「電波が復帰しない…」と示されている様子と、右側には楽天モバイル公式エリアマップが表示され、ピンク色の楽天回線エリアと紫色のパートナー回線エリアの境目で「エリアの境目で電波が切れやすい」と強調されている画像。LINEMO、povo2.0、日本通信SIMなど他社は4Gで接続できている一方、楽天モバイルのみ圏外になっている状況が対比されている。

実際に楽天モバイルら7回線で検証しました

福井での楽天モバイルは電波が弱い?
  • 町中なら割と繋がりやすい
  • 障害物によって電波が悪くなる
  • 極端な人混みで通信が遅くなる
  • エリアによって電波が復帰しない
  • パートナー回線エリア内では快適
より電波が繋がりやすい携帯会社は?

mineoがおススメ!

  • ドコモauソフトバンクから電波を選べる
  • 月額料金が安い
  • 節約モードでギガを温存可能
LINE通話やオンラインゲームするなら?

LINEMOがおススメ!

  • ソフトバンクエリアで広く繋がる
  • LINE通話の遅延が少ない
  • ゲームのラグが少ない
  • mineoよりは料金が高い

もし30GB以上つかうならahamoがおススメ!

  • 110GBという大容量
  • ドコモエリアで広く繋がる

実際の山間部レポートで解説します。

カズさん

・携帯電話ショップ勤務経験あり。
・楽天モバイル、povo2.0、日本通信SIM、ahamo、LINEMO、IIJmio、mineoの7社を契約中。
・以前はau、UQmobileも契約経験あり。
・あちこちでスマホの通信速度を測るのが趣味です。
・常にスマホ5台をポケットに入れて持ち歩く怪しい人です。

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楽天モバイルの電波がつながらない場所の例

楽天モバイルの電波が悪い所の具体例を挙げていきます。

楽天モバイルの電波の特性
  • 障害物に弱い電波である
  • 極端な人混みでは通信速度が落ちる
  • 楽天回線とパートナー回線エリアの境目
地下駐車場や屋根のある場所、フェスや花火大会など人が密集する場所、そして樹木に囲まれた丘陵地といった電波が弱まりやすい環境で、楽天モバイル・LINEMO・povo2.0・日本通信SIMなど各社の電波状況を比較した画像。楽天モバイルの電波が、地下や屋根下では圏外や弱い表示が目立ち、フェス会場では速度が87Kbpsに低下、丘陵地では一部回線がアンテナ1本になるなど、利用環境ごとの通信品質の差がわかる構成になっている。

地下や屋根、樹木の多い所で弱い

楽天モバイルの電波は、ドコモauソフトバンクと比べてプラチナバンド(障害物で強い電波)の整備が遅れているため、このような立地で電波が悪くなります。

足羽山などの樹木に囲まれた丘陵地

樹木に囲まれた道路沿いで、楽天モバイル・LINEMO(ソフトバンク回線)・povo2.0(au回線)・日本通信SIM(ドコモ回線)の電波状況を比較した画像。楽天モバイルは4G接続ながらアンテナが1本と弱い表示

地下駐車場

建物内の階段踊り場で、各社スマホの電波状況を比較した画像。楽天モバイルは圏外を示しており、LINEMO(ソフトバンク回線)や日本通信SIM(ドコモ回線)、povo2.0(au回線)はそれぞれ4Gまたは5Gで接続している様子が表示されている。

屋根があるところ

商業施設の立体駐車場内で、楽天モバイル・LINEMO(ソフトバンク回線)・povo2.0(au回線)・日本通信SIM(ドコモ回線)の電波強度を比較した画像。楽天モバイルは電波ピクトが1本のみになっているのに対し、他3社の電波ピクトは4本バリバリ立っているので、屋内環境での各社の電波差がわかる構成になっている。

フェスなど極端な人混みで電波が悪くなる

極端に人が多い場所での楽天モバイルは、電波は立っているが、ネットの速度が極端に遅く繋がらなくなることが多いです。

普段は人の少ない越前市の花火大会で人が極端に増えた時

花火大会の会場で大勢の人々が密集している中、スマホの通信速度が87Kbpsまで低下し「繋がらない…」と表示されている画像。夜空に花火が打ち上がる一方で、通信が極端に遅くなる混雑環境の問題を強調している。

ラッシュ時のJR福井駅のスタバ

福井駅構内のスターバックス店内で各社の通信速度を比較した画像。楽天モバイルは600Kbps(0.6Mbps)と極端に遅く、「楽天モバイル…。ネットが遅くなってる…。」と強調されている。一方、LINEMOは380Mbps、povoは210Mbps、ahamoは570Mbps、OCNモバイルは660Mbps、mineoは11Mbps、IIJmioは2.4Mbpsと表示され、混雑するカフェ内で楽天モバイルだけが著しく低速なことが示されている。

他県の例で見る”楽天の電波が悪い場所”

幕張メッセのフェスなど人が極端に集まっている場所(130Mbpsではなく130Kbps(0.13Mbps)です、ほぼ使用不可です)

イベント会場のように大勢の人が集まる屋内で各社の通信速度を比較した画像。ソフトバンクは130Mbps、auは750Mbps、ドコモは14Mbps、mineoは3.2Mbps、IIJmioは1.1Mbpsと表示されている一方、楽天モバイルだけは130Kbpsと極端に遅く、「楽天モバイルだけネットが遅すぎ…」という文字が強調されている。混雑環境での通信品質の差を示す内容になっている。

ラッシュ時のJR東京駅1階八重洲南改札内

東京駅構内の人混みを背景に、各社の通信速度を比較した画像。LINEMOが510Mbps、povoが180Mbps、ahamoが440Mbps、日本通信SIMが10Mbps、mineoが6.2Mbps、IIJmioが4.5Mbpsと表示されているのに対し、楽天モバイルだけは5.1Mbpsと極端に遅く「楽天モバイル…。ネットが遅くなってる…。」と強調されている。混雑した駅構内での通信品質の差を示している。

 ラッシュ時のJR金沢駅1階のスタバ

石川県金沢駅1階のスターバックス店内で通信速度を比較した画像。楽天モバイルは1.5Mbpsと極端に遅く「楽天モバイル…。ネットが遅くなってる…。」と表示されている。一方、LINEMOは76Mbps、povoは82Mbps、ahamoは92Mbps、OCNモバイルは14Mbps、mineoは4.3Mbps、IIJmioは1.3Mbpsと表示されており、混雑するカフェ内で楽天モバイルだけが著しく遅いことが強調されている。

楽天回線とパートナー回線が混在する所

楽天モバイルは、楽天回線エリアとパートナー回線エリアが混在する場所では、電波が圏外になり、そのまま復帰しないことがあります。

写真の場所は、パートナー回線エリア→楽天回線エリアへ移り変わる場所なのですが、

楽天モバイルのスマホが福井県池田町の道路でパートナー回線エリアから楽天自社回線エリアへ切り替わる地点にもかかわらず、電波が切り替わらず圏外になっている様子を示す画像、下段のエリアマップでは赤丸でパートナー回線と楽天回線の境界が示され青矢印で移行ポイントが指し示されている

まれにこのように、楽天回線⇔パートナー回線の切り替えがうまくいかず圏外になりっぱなしになることがあります。

住宅地のある街中へ来たのに、まだ楽天モバイルの電波が復帰していない様子。普段この場所では楽天モバイルの電波はしっかり立つはずなのだが…。

住宅地のある街中へ来たのに、まだ楽天モバイルの電波が復帰しません…。いちおうこのあたりは楽天回線のエリア内なのですが…。

電波が圏外から復帰しない時には、面倒ですが以下を試す必要があります。

  • 電源を再起動する
  • 機内モードのオンオフ
  • SIMカードを抜き差しする

事前に自分の行動範囲が、楽天回線エリアとパートナー回線エリアが混在する地域なのか、チェックしておくと良いです(楽天モバイルエリアマップはこちら)。

ここまでが、楽天モバイルで電波が悪くなる場所の具体例を解説してきました。

電波が強くて料金も安い携帯会社は、こちらの見出しでのちほど解説します。

福井の林道で楽天モバイルら7回線で電波調査

福井の田舎町をドライブしながら、各社の電波状況をチェックしつつ、各チェックポイントで速度測定をしていきます。

調査して楽天モバイルについて分かったこと
  • パートナー回線エリア内なら電波が繋がりやすい
  • つながれば動画やマップを問題なく閲覧できる速度
  • 楽天回線エリア内では樹木により電波が不安定に
  • 楽天回線エリア内で電波が良い所では非常に高速
今回のコース経路、各地点での測定データはこちら

田舎道をドライブしながら各キャリアの電波を観察します。

ところどころで停車し、7回線の通信速度を計測していきます。

出発地点は、まわりを山で囲まれた田舎町(福井県池田町)を出発します。

このような感じの田舎町です。

山間部の道路を背景に、楽天モバイル・LINEMO(ソフトバンク回線)・povo2.0(au回線)・日本通信SIM(ドコモ回線)の電波状況を比較した画像。画面下部には各回線の速度計測アプリの結果が並び、いずれも4G接続ながら電波強度や速度に差が見られる。右上には計測時刻「10:10」が表示され、山間地域での通信品質を比較していることが分かる。

ここから郊外へ進むと、かずら橋という観光地があるので向かいます。

福井県勝山市周辺の地図画像。画像中央に「ツリーピクニック アドベンチャーいけだ」が表示され、その周囲の山間部が赤丸で囲まれている。また、北側の市街地付近(勝山駅周辺)が黄色で囲まれており、市街地と山岳エリアを対比させる形で強調されている。

ちなみにここから楽天モバイルは、パートナー回線という電波に切り替わります。

楽天モバイルのエリアマップ画像、赤丸で囲まれた池田町ツリーピクニックアドベンチャー周辺は濃いピンクの楽天回線エリアに含まれ、青矢印で指し示されており山間部でも楽天自社回線の4G LTEが利用可能であることを示す表示

パートナー回線とはau電波のことで、ここからの楽天モバイルは、auとほぼ同じ電波で動きます。

山間部の道路を背景に、楽天モバイル・LINEMO(ソフトバンク回線)・povo2.0(au回線)・日本通信SIM(ドコモ回線)の電波状況を比較した画像。楽天モバイルは自社回線ではなく、パートナー回線(au回線)に接続している様子が確認できる。下部の解説文では「町から外れた郊外では楽天回線が届かず、パートナー回線でつながるケースが多い」と説明されている。

このような町から外れた郊外では、楽天モバイルの自社の回線(楽天回線)が届いていないことが多いので、パートナー(au)回線でつながります。

福井県池田町かずら橋駐車場で撮影した写真、スマホ画面の通信事業者選択には「au 4G(Rakuten)」と表示され、楽天モバイルは自社回線ではなくパートナー回線のauに接続されていることが分かる様子

かずら橋という、森林に囲まれた観光地で速度を測ってみます。

山間部にある茅葺き風の屋根を持つ古民家風建物と、木造の平屋建物が並ぶ風景写真。背後には濃い緑の杉林と山々が広がり、青空に白い雲が浮かんでいる。前景には舗装された駐車場と電柱が写り、自然に囲まれた田舎の集落の一角を切り取ったような光景となっている。
楽天モバイル・LINEMO・povo・ahamo・日本通信SIM・mineo・IIJmioの7回線を並べて通信速度を比較した画像。
上段では楽天モバイル25Mbps、LINEMO27Mbps、povo18Mbps、ahamo7.3Mbpsと表示され、下段では日本通信SIM3.2Mbps、mineo2.0Mbps、IIJmio5.9Mbpsと記録されている。複数のスマホ端末を並べて速度測定結果を示し、各格安SIMやキャリアの通信性能の違いを可視化している。
図の速度の目安

ここではドコモ系の4社は10Mbpsを切っていますが、マップなどは十分使える速度です。

こちらはnPerfで、より細かく計測した結果です。

表の見方
  • 下りMbps:10以上なら快適
  • 上りMbps:6以上ライブも快適
  • レイテンシ50以下なら快適
  • ウェブ閲覧:70%以上快適
  • 動画視聴:70%以上快適
福井県池田町かずら橋駐車場で平日10:45に計測した格安SIM7回線の速度比較表、楽天モバイルは下り28Mbps上り27Mbpsレイテンシ236ms、LINEMOは下り30Mbps上り2.6Mbpsレイテンシ39ms、povo2.0は下り48Mbps上り32Mbpsレイテンシ42ms、ahamoは下り11Mbps上り4.8Mbpsレイテンシ48ms、日本通信SIMは下り12Mbps上り5.3Mbpsレイテンシ64ms、mineoは下り10Mbps上り3.3Mbpsレイテンシ177ms、IIJmioは下り15Mbps上り5.3Mbpsレイテンシ69msと表示され、ウェブ閲覧や動画視聴の快適度も併記された実測データ

どの携帯会社もネット閲覧や動画視聴は困らないスコアですが、楽天モバイルとmineoのレイテンシがやたら高く、LINE通話やライブ配信時には支障が出る値です。

こんどは田舎町の町中へいきます。

福井県池田町の「まちの駅 こってコテいけだ」周辺を撮影した写真。道沿いには「ふくしん」の看板やガソリンスタンドが見え、手前には「かき氷」ののぼり旗や木製のベンチ・テーブルが設置されている。背景には緑豊かな山々が広がり、のどかな田舎町の風景が映し出されている。

福井県池田町のまちの駅こってコテいけだという田舎町のスーパーで計測します。

福井県池田町の、まちの駅こってコテいけだで、平日11:00ごろにnPerfで計測したデータ。
格安SIM7回線の速度比較表、楽天モバイル下り54Mbps上り14Mbpsレイテンシ36ms、LINEMO下り46Mbps上り8.7Mbpsレイテンシ38ms、povo2.0下り98Mbps上り12Mbpsレイテンシ35ms、ahamo下り580Mbps上り18Mbpsレイテンシ41ms、日本通信SIM下り137Mbps上り14Mbpsレイテンシ55ms、mineo下り376Mbps上り17Mbpsレイテンシ200ms、IIJmio下り56Mbps上り12Mbpsレイテンシ54msと表示され、ウェブ閲覧や動画視聴の快適度も数値で比較した実測データ

このような街中まで出れば下り速度が劇的に上がりゲーム等の重いデータもすぐダウンロードが終わります。

この場所でもmineoのレイテンシが高い数値なので、このスーパーでライブ配信したい人は、mineoは避けた方が良いですね。

レイテンシが高くなりやすい携帯会社

発車します。

山間部の集落を背景に、楽天モバイル・LINEMO(ソフトバンク回線)・povo2.0(au回線)・日本通信SIM(ドコモ回線)の電波状況を比較した画像。楽天モバイルと日本通信SIMはいずれも5G接続を示し、LINEMOとpovo2.0は4G接続で表示されている。画面下部には速度計測アプリの結果が並び、右上には計測時刻「11:06」が表示されており、田舎の集落エリアにおける各社の通信品質の違いが示されている。

ではちょっと郊外に来たので、この田舎集落で速度測定します。

この場所では、楽天モバイルはパートナー回線エリアなので、au回線であるpovo2.0と似たような結果になります。

福井県池田町で、福井県道2号線沿いの田舎集落で、楽天モバイルのスマホが、パートナー回線であるau回線に接続されている様子、このような田舎山間部では、楽天モバイルは自社回線が飛んでいないので、パートナー回線に繋がっている。
福井県池田町で、福井県道2号線沿いの田舎集落で、nPerfで計測したデータ、平日11:30ごろ。
格安SIM7回線の速度比較表、楽天モバイル下り71Mbps上り36Mbpsレイテンシ41ms、LINEMO下り77Mbps上り19Mbpsレイテンシ33ms、povo2.0下り72Mbps上り37Mbpsレイテンシ44ms、ahamo下り66Mbps上り26Mbpsレイテンシ54ms、日本通信SIM下り73Mbps上り20Mbpsレイテンシ61ms、mineo下り45Mbps上り10Mbpsレイテンシ60ms、IIJmio下り46Mbps上り17Mbpsレイテンシ60msと表示され、ウェブ閲覧や動画視聴の快適度も数値で比較した実測データ

田舎ですがどの携帯会社も好調で、さらにここではmineoのレイテンシが改善されています。

mineo、日本通信SIM、IIJmio

場所によってレイテンシにムラがある

では出発します。

さらに山の方に向かっていきます。

山間部の道路でトンネル入口を背景に、楽天モバイル・LINEMO(ソフトバンク回線)・povo2.0(au回線)・日本通信SIM(ドコモ回線)の電波状況を比較した画像。4社とも4G接続を示しているが、電波強度や速度に差が見られる。画面下部には速度測定アプリの結果が並び、右上には計測時刻「11:18」が表示されており、トンネル付近での各社の通信品質が比較されている。

楽天モバイルはパートナー(au)回線で繋がっているので、楽天モバイルにしては珍しく電波が安定しています。

福井県で、福井市から大野市を結ぶ国道476号線区間、この田舎道で、ソフトバンク回線とドコモ回線は圏外だが、au回線はしっかり電波が立っており、パートナー回線に接続されている楽天モバイルもしっかり電波が立っている

場所によってはソフトバンクやドコモの電波が悪い場所でも、楽天モバイルは電波が立っている所があるのも驚きですね。

パートナー回線の電波だけのエリアなら、楽天回線とパートナー回線をハシゴすることが無いので、楽天モバイルは電波が急に切れることもなく安定感があります。

実はこういうパートナー回線だけの田舎の方が、楽天モバイルは電波が立ちやすいです。

福井県大野市付近の地図画像。中央に赤いピンで「東大橋の方丈」が示されており、周囲には西谷地区や小池地区などの地名が確認できる。画面右側には伊月自動車学校の位置も表示されており、国道158号線沿いの山間部の位置関係がわかる。

こちらの山に囲まれた集落でも速度測定します。

さらに山の方に来たため、各社とも速度の遅い電波のみとなり、全社とも控えめの速度になりました

福井県福井市の国道476号線沿い、蛍乱舞のさと付近でnPerf計測したデータ、平日11:30ごろ。
格安SIM7回線の速度比較表、楽天モバイル下り20Mbps上り12Mbpsレイテンシ40ms、LINEMO下り32Mbps上り13Mbpsレイテンシ31ms、povo2.0下り31Mbps上り8.8Mbpsレイテンシ42ms、ahamo下り16Mbps上り5.5Mbpsレイテンシ43ms、日本通信SIM下り11Mbps上り4.0Mbpsレイテンシ161ms、mineo下り11Mbps上り7.9Mbpsレイテンシ58ms、IIJmio下り23Mbps上り5.7Mbpsレイテンシ66msと表示され、ウェブ閲覧や動画視聴の快適度も数値で比較した実測データ

日本通信SIMのレイテンシの高さが気になりますが、全社ともネット検索や動画視聴には困らない速度です。

では出発し、このまま林道へ向かいます。

ちょっと山間部に入ってきて、電波ピクトそのものが怪しくなってきましたね。

山間部に入った道路を背景に、楽天モバイル・LINEMO(ソフトバンク回線)・povo2.0(au回線)・日本通信SIM(ドコモ回線)の電波状況を比較した画像。画面下部には各回線の速度測定アプリの結果が並び、いずれも4G接続を示しているが、電波ピクトの表示が不安定になっている様子が確認できる。右上には計測時刻「11:34」が表示されている。

ソフトバンク回線と楽天モバイルのネットが繋がらなくなりました。

楽天モバイル・LINEMO(ソフトバンク回線)・povo(au回線)・ahamo(ドコモ回線)の通信速度を比較した画像。楽天モバイルは1.1Mbps、LINEMOは1.4Mbpsと低速で「ネットが繋がらなくなった」と説明されているのに対し、povoは6.3Mbps、ahamoは4.2Mbpsと比較的安定した速度を示している。複数端末の測定結果が並び、回線ごとの通信品質の違いが明確になっている。

ドコモ系とpovo2.0は、最低限のネット検索や動画視聴が出来る速度は出ています。

日本通信SIM・mineo・IIJmioの3回線(いずれもドコモ回線)で通信速度を比較した画像。日本通信SIMは3.2Mbps、mineoは4.0Mbps、IIJmioは10Mbpsと表示されている。3台のスマホに速度測定アプリ「FAST」の結果が並べられ、同じドコモ回線を利用していてもMVNOごとに速度差があることが示されている。

ソフトバンクと楽天モバイルは電波自体は立っているため、ネットは遅くてほぼ繋がりませんが、電話やSMSは普通に使えます

通信速度は遅くネット接続は不安定でも、電話やSMSは問題なく利用できることを説明した画像。上段にはSMS送信画面、下段にはPixel 7とGalaxyスマホでの通話中画面が並び、山間部など電波状況が悪い場所ではLINE通話よりも通常の電話を使うべきと強調されている。

山間部で誰かに連絡をするときは、LINEだと送信に時間がかかるので、LINEではなく普通の電話を使いましょう。

では発車します。

ここからしばらく、電波の苦しい林道区間が続きますが、ここはいちおう国道です。

林道区間を走行中の電波比較画面を示した画像。上段は川沿いの山間部での計測で、楽天モバイル・LINEMO(ソフトバンク)・povo(au)・日本通信SIM(ドコモ)の電波強度が表示され、計測時刻は「11:38」。下段はさらに林道奥の細い道での計測で、木々に囲まれた環境下での電波状況が示され、時刻は「11:42」。本文では「ここは一応国道」「どう見ても一車線分しかないが正真正銘の国道」と説明され、林道国道における電波の弱さが強調されている。

どうみても一車線分の道しかありませんが、正真正銘の国道です。

酷い道と書いて酷道とも揶揄されそうですね。

対向車が来たら大変です。

林道の狭い道路を走行中に撮影された画像で、楽天モバイル・LINEMO(ソフトバンク回線)・povo(au回線)・日本通信SIM(ドコモ回線)の電波状況が比較されている。画面右上には計測時刻「11:43」が表示。上段は木々に囲まれた細い道を進む様子、下段は対向車とすれ違う場面が写されており、「酷道」と呼ばれるような狭い国道区間での通信環境を示している。

山道好き同士のチームワークで乗り切ります。

山の頂上の開けたところに出たので速度測定します。

福井県福井市と大野市を結ぶ国道476号線林道区間山頂付近でのnPerf計測結果画像、楽天モバイル下り6.46Mbps上り5.05Mbpsレイテンシ43msスコア40307、povo2.0下り4.27Mbps上り4.68Mbpsレイテンシ33msスコア39122と表示され、LINEMOやahamoなどソフトバンク系・ドコモ系は電波不良で測定不能となった一次情報データ

ソフトバンクとドコモ系はほぼ圏外ですが、楽天モバイルとpovo2.0はウェブ閲覧も動画視聴もスコアが70%以上あり、山頂でも電波さえ来ていればネット検索やマップが見れる速度は普通に出そうです。

楽天モバイル・LINEMO・povo・ahamoの速度測定結果を並べた画面と、山頂付近の道路での電波比較を示した画像。上段の測定結果では、ソフトバンク・ドコモ系は圏外に近い一方、楽天モバイルとpovoはウェブ閲覧や動画視聴のスコアが70%以上を記録しており、一定の通信が可能であることが示されている。下段の写真は山道での電波状況を比較しており、楽天モバイル・povoがつながっている様子が映し出され、時刻は「11:46」と表示されている。

ふたたび発車します。

このトンネルを抜けた辺りから、楽天モバイルは自社の回線つまり楽天回線で繋がっています。

福井県大野市の国道476号線林道区間、山頂付近の開けた場所で撮影された写真。手前のスマホ画面には「Rakuten 4G」と表示されているが、実際には強力な楽天回線を掴み、珍しく山間部で「バリバリの5G」に接続できている様子が示されている。背景には山並みと田園風景が広がり、楽天回線が山奥で利用可能な非常に稀な地点であることが強調されている。

この開けた場所で速度測定します。

このような山奥で、楽天モバイルだけやたらと速い速度が出たのには驚きました。

福井県大野市国道476号線林道区間、大野盆地眺望ポイントで平日12時ごろにnPerf計測した速度比較表、楽天モバイル下り371Mbps上り16Mbpsレイテンシ31ms、LINEMO下り64Mbps上り7.4Mbpsレイテンシ37ms、povo2.0下り0Mbps上り1.3Mbpsレイテンシ39ms、ahamo下り5.3Mbps上り7.7Mbpsレイテンシ33ms、日本通信SIM下り3.3Mbps上り3.4Mbpsレイテンシ51ms、mineo下り4.4Mbps上り4.4Mbpsレイテンシ188ms、IIJmio下り1.3Mbps上り3.9Mbpsレイテンシ190msと表示され、ウェブ閲覧や動画視聴の快適度も併記された実測データ

下り速度以外の項目も全て優秀、楽天モバイルは場所によっては最高のパフォーマンスをみせるようですね。

ここからは山を下ります。

ここでは、楽天モバイルは楽天回線エリアとなので5Gにも繋がる場所が出てきます。

林道を走行しながら4社の電波状況を比較した画面キャプチャ。楽天モバイル、LINEMO(ソフトバンク回線)、povo2.0(au回線)、ahamo(ドコモ回線)の電波状況が並んで表示されている。最初の画像では楽天モバイルが楽天回線で5Gに接続している様子が確認できる。次の画像では樹木の影響で楽天回線の電波が弱まり、最後の画像でも同様に電波強度が変化している。時間表示(12:03〜12:04)が右上に写り込み、樹木や立地によって電波状況が悪化する様子を示している。

代わりに楽天回線は障害物に弱い電波なので、樹木や立地によって電波が悪くなります。

山を下りて集落に到着したので速度測定します。

福井県大野市中丁、国道476号線沿い山間集落で平日12時30分にnPerf計測した速度比較表、楽天モバイル下り50Mbps上り0.5Mbpsレイテンシ34ms、LINEMO下り3.7Mbps上り4.5Mbpsレイテンシ38ms、povo2.0下り46Mbps上り20Mbpsレイテンシ32ms、ahamo下り108Mbps上り13Mbpsレイテンシ36ms、日本通信SIM下り8.8Mbps上り4.4Mbpsレイテンシ73ms、mineo下り139Mbps上り11Mbpsレイテンシ154ms、IIJmio下り3.2Mbps上り14Mbpsレイテンシ80msと表示され、ウェブ閲覧や動画視聴の快適度も併記された実測データ

日本通信SIMとIIJmioはお昼に速度が意図的に制限されるため、スマホ利用に支障が出るレベルまで落ちています。

昼に日本通信SIMでスマホを使った動画

以上で現場からのレポートは終了です。

では長くなりましたが、山や田舎で携帯会社選びをするときの解説をしていきます。

福井で楽天モバイルよりも電波が強い携帯会社

mineo、LINEMO、ahamoならば、楽天モバイルよりも電波が繋がりやすくオススメです。

ほとんどの人へのおすすめは?

mineoがオススメ

LINE通話やオンラインゲームをする人は?

30GB以下の方:LINEMOが良い

30GB以上の方:ahamoが良い

多くの人にはmineoがオススメ

ほとんどの人には料金も安くギガも温存できるmineoのマイピタがおすすめです。

mineo(マイピタ)の強み
  • パケット放題Plus

mineoではパケット放題Plusを申し込むと、節約モードでギガを温存できるようになります。

マイピタ月額料金パケット放題
Plus
1GBプラン1,298円385円
5GBプラン1,518円385円
10GBプラン1,958円無料
20GBプラン2,178円無料
50GBプラン2,948円無料

節約モードをONにすると…?

下り速度が1.5Mbpsに制限されますが…。

ギガが減らなくなります

1.5Mbpsの速度でも果たして不便なく使えるのか?

実は1.5MbpsでもLINE通話、YouTube、マップ、SNS閲覧、ネット閲覧が普通に使える速度です。

下り1.5Mbpsでスマホを使っている動画

節約モードの落とし穴

mineoの節約モードをONにしている時に、3日間で10GB使ってしまうと、翌日に速度が32Kbpsに制限され、ほぼ通信ができなくなります…。

が…!?

普通に使う分に3日で10GB使うことはないので心配いりません。

3日で10GBを超える例
  • 約48時間連続でYouTube視聴
  • 約30時間連続でZOOM利用

ほぼないと思うので心配いりません。

  • 基本料金が安い

mineoは他の携帯会社と比べて料金が比較的安いです。

5GB使う10GB
使う
20GB
使う
より
大容量
mineo1,518円
/5GB
1,958円
/10GB
2,178円
/20GB
2,948円
/50GB
ahamo2,970円
/30GB
2,970円
/30GB
2,970円
/30GB
4,950円
/110GB
LINEMO990円
/3GB
2,090円
/10GB
2,970円
/30GB
2,970円
/30GB
povo2.0990円
/3GB
2,700円
/20GB
2,700円
/20GB
2,780円
/30GB
楽天
モバイル
1,078円
/3GB
2,178円
/20GB
2,178円
/20GB
3,278円
/無制限
  • 山や田舎でも電波が強い

mineoはドコモ、au、ソフトバンクから電波を選ぶことができ、街中で使うならau回線山間部で使用するならドコモ回線を選ぶと良いです。

mineoなら大手3社と同じ電波になるなので、楽天モバイルよりはるかに電波が立ちやすいです。

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LINE通話やゲームをするならLINEMOかahamo

ahamoとLINEMOならドコモとソフトバンクの電波そのまま、さらにレイテンシが低く優秀なのでLINE通話やオンラインゲームでラグや遅延が少なく快適です。

表中のレイテンシという項目が50以下ならば、LINE通話やライブ配信、オンラインゲームで遅延が減り快適に利用できます。

レイテンシとはどんなものなのか?

レイテンシとは宅配で例えると、荷物を注文してから届くまでの時間のようなもので、数値が低いほど良いです。

レイテンシが低ければネット検索がスムーズになります。

Yahoo!ニュースの読み込み比較を示す3コマ画像。左は「タップ」と矢印で操作を示し、中央に指差しアイコンと「読み込みはじめるのが速い!ストレスにならない!」というテキスト、右にページが素早く表示される様子がある。下部には赤字で「レイテンシが低いと?」と強調表示され、右下にはスマホを持つ人物イラストが描かれている。

もし、レイテンシの値が高いと…?

LINE通話をしているとき

声が相手に届くまでに遅延が発生し、会話のテンポが悪くなる

LINE通話におけるレイテンシ比較を説明する画像。左は「レイテンシ50以下」で通話音声が約0.5秒後に届き「違和感ナシ」と表示、右は「レイテンシ200以上」で音声が約1秒後に届き「遅延で返事が遅い…」と強調されている。背景にはLINE通話画面と人物イラストが描かれており、レイテンシ値の違いによる会話テンポの変化を示している。
オンラインゲームのプレイ時

ラグがあり、操作が遅れて相手の攻撃を避けられない

メガネをかけた茶トラ猫がスマホを操作している2枚のイラスト。上の画像では「KO」と表示されたゲーム画面を見つめ、オンラインゲームでラグが発生し相手の攻撃を避けられない様子を表現。下の画像では「LIVE」と表示された配信画面を見ながらスマホを操作しており、ライブ配信中に視聴者コメントへの反応が遅れてしまう状況を示している。
ライブ配信時をしているとき

視聴者からのコメントへの反応がワンテンポ遅れてしまう

福井県内の複数地点で計測した格安SIM・大手サブブランド各社のレイテンシ比較表。楽天モバイル、LINEMO、povo2.0、ahamo、日本通信SIM、mineo(ドコモ回線)、IIJmio(ドコモ回線)の7回線の値が一覧化されており、左に場所や時間、右端には測定地点の風景写真が添えられている。数値の違いにより回線ごとの応答速度の差が一目で分かる構成になっている。
  • 月30GBで足りる人:LINEMOが良い
LINEMO
ベストプラン
月額通話準定額
(5分かけ放題)
通話定額
(かけ放題)
3GBまで時990円550円1,650円
3~10GB時2,090円550円1,650円
LINEMO
ベストプランV
月額通話準定額
(5分かけ放題)
通話定額
(かけ放題)
30GBまで2,970円無料で
ついてます
1,100円
初期費用
事務手数料等
3,850円
通常の通話料30秒22円
海外利用24時間490円
(3GB)
72時間1,470円
(9GB)
96時間1,960円
(12GB)

さらに下記のリンクからLINEMOを申し込めば、契約後の7か月後にPayPayポイントが貰えます。

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  • 月30GBを超える人:ahamoが良い
ahamo月額料金かけ放題
通常時2,970円
/30GB
1,100円
大盛りオプション4,950円
/110GB
1,100円
通話料5分以内の
通話が無料
初期費用
事務手数料等
無料
5分を超えたら30秒22円が加算されます。

他社からahamoへ乗り換えると、契約の翌月末にdポイントが20,000pが進呈されます。(事前エントリー必須)

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町中や駅ならLINEMOの方が快適です。

混雑した都心の駅構内を背景に、LINEMOとahamoの通信速度を比較した画像。左のスマホ画面ではLINEMO(ソフトバンク回線)が下り499Mbpsと高速を記録し、右のスマホ画面ではahamo(ドコモ回線)が下り11Mbpsにとどまっている。下部には「都会や電車の人混みはLINEMOが速い」と強調されている。

山や田舎ではahamoが快適です。

田舎の山間部の集落風景を背景に、スマホで計測した速度結果を比較した画像。左のスマホ画面にはahamo(ドコモ回線)で下り82Mbpsと表示され、右のスマホ画面にはLINEMO(ソフトバンク回線)で下り11Mbpsと表示されている。下部には「田舎や山はahamoが速い」というテキストが強調されている。
福井県内各地での通信速度測定結果をまとめた表。楽天モバイル、LINEMO、povo2.0、ahamo、日本通信SIM(ドコモ回線)、mineo(ドコモ回線)、IIJmio(ドコモ回線)の7回線について、各地点・日時ごとの下り速度(Mbps)が数値化されている。左に測定場所と時間、中央に各社の速度データ、右端にはIIJmioの値が並び、色分けされた背景で比較しやすくなっている。速度の高低差によりエリアごとの回線特性が一目で分かる構成。

LINEMOもahamoも、大手キャリアの電波そのままなので、他の携帯会社と比べても高速で快適に使えます。

まとめ

ここまでの内容をまとめます。

多くの人はmineoが最適です。
  • ドコモauソフトバンクから電波を選べる
  • 楽天モバイルより電波が安定して立つ
  • 月額料金が安い
格安SIM料金比較表、mineoは1GB1298円から最大50GB2948円、ahamoは30GB2970円や110GB4950円、LINEMOは3GB990円と10GB2090円、povo2.0は3GB990円や20GB2700円、楽天モバイルは3GB1078円、20GB2178円、無制限3278円と記載された料金プラン比較画像
  • 節約モードでギガを温存可能
LINE通話やオンラインゲームするなら?

LINEMOがおススメ!

  • ソフトバンクエリアで広く繋がる
  • LINE通話の遅延が少ない
  • ゲームのラグが少ない

もし30GB以上つかうならahamoがおススメ!

  • 110GBという大容量
  • ドコモエリアで広く繋がる

パートナー回線エリア内で使うなら楽天モバイルも、まぁアリです、月3,278円でギガ無制限です。

以上、参考になれば嬉しいです!

YouTube動画でも解説しています!

前編

後編

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