携帯回線を計11回線を使ってきたので、実際に測定した速度や実体験をもとに比較レビューしランキングにしてみます!
- 11回線での速度比較
- 11回線での料金比較
- 11回線のプラン解説やおすすめ用途
- 11回線の筆者独断ランキング
- LINEMO
- ahamo
- povo2.0
- 楽天モバイル
- 日本通信SIM
- HISモバイル
- mineo(マイピタのドコモ回線)
- NUROモバイル(バリュープラスドコモ回線)
- IIJmio(ギガプランのドコモ回線)
- UQmobile
- au (5G Fast Lane)
これらの携帯会社に興味がある方にとって、参考になると思います!
筆者の独断と偏見によるランキングは…
それぞれ11回線を詳しく解説していきます!
ランキングの前に格安SIMの前提知識
はじめに以下4つを事前に知っておくと、11回線のどれが良いのかが理解しやすくなります。
まずはこれら4つを解説します。
各社の料金の傾向
料金の高さはざっくり以下5つに分けられます。
安さ重視なら日本通信SIM、HISモバイルを狙うと良いです。
各社の通信速度の傾向
11回線それぞれ、通信速度が遅くなる時間帯と頻度が違います。
ahamo、LINEMO、povo2.0、UQmobile、au は大手キャリア直営のため、速度が時間帯問わず速いです。
場所によってキャリアごとの得意不得意がある
電波が立つ場所は、大手キャリア、サブブランド、格安SIMとも同じです。
日本通信SIM:ドコモ回線を使用
⇒ドコモの電波が立つ場所で電波が立つ
povo2.0:au回線を使用
⇒auの電波が立つ場所で電波が立つ
LINEMO:ソフトバンク回線を使用
⇒ソフトバンクの電波が立つ場所で電波が立つ
楽天モバイル:楽天回線を使用
⇒楽天回線の電波が来ている所で電波が立つ
大手キャリア:料金が高いが通信速度が速い
(例)ドコモ、au、ソフトバンク
サブブランド:大手キャリアとほぼ同じ速度が出る
(例)ahamo、LINEMO、povo2.0、UQmobile
格安SIM:大手キャリアとエリアは同じだが、速度は遅い
(例)日本通信SIM、HISモバイル、mineo、NUROモバイル、IIJmio
楽天モバイル:速度の速い場所、遅い場所の差が激しい
(例)普段は速いが、屋内や人混みで速度が落ちやすい
また、場所によりキャリアごとでの得意不得意が存在します。
- ドコモ回線が速い場所
- au回線が速い場所
- ソフトバンク回線が速い場所
- 楽天モバイルの回線が速い場所
これらが存在します。
福井県勝山市にある道の駅では、ドコモ回線であるahamo、日本通信SIM、mineo、IIJmioともにかなり早い速度が出ていました。

石川県のイオンモール白山では、au回線であるpovo2.0でかなり早い速度が出ました。

福井県の国道沿いのコンビニで、ソフトバンク回線であるLINEMOでかなり早い速度が出ていました。

福井県のあるショッピングモール駐車場では、楽天モバイルでかなり早い速度が出ていました。

速度が遅くて困っている時に、
別の電波の携帯会社へ乗り換えたら快適になった、ということはよくあることです。
スマホで必要な速度はどれくらい?

1~3Mbpsだと、少し遅いかな?と感じることはありますが、ネット閲覧やYouTube視聴が十分できる速度です。下り10Mbps以上あれば、ほとんどのサイトがサクサク閲覧できるようになりす。
1Mbpsより遅い時だと、多くの人がストレスを感じるほど明確に遅くなります。
あまりスマホを頻繁に触らないなら1~3Mbpsで十分、頻繁にスマホを触る人は10Mbps以上出ていれば十分です。
格安SIMら11回線の料金比較
1ヶ月換算での料金比較表です。日本通信SIMとHISモバイルの安さが光ります。
携帯会社 | 料金の 安さ | 携帯会社 | 料金の安さ |
LINEMO | ★★★ | 日本通信 SIM | ★★★★★ |
ahamo | ★★★ | HIS モバイル | ★★★★★ |
povo2.0 | ★★★ | mineo | ★★★★ |
楽天 モバイル | ★★★ | IIJmio | ★★★★ |
UQ mobile | ★★ | NURO モバイル | ★★★★ |
au | ★ |
携帯会社 | 3GB | 5GB | 10GB | 30GB |
LINE MO | 990円 /3GB | 2,090円 /10GB | 2,090円 /10GB | 2,970円 /30GB |
ahamo | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB |
povo 2.0 | 990円 /3GB | 1,890円 /3+3GB | 2,700円 /20GB | 2,780円 /30GB |
mineo | 1,518円 /5GB | 1,518円 /5GB | 1,958円 /10GB | 2,948円 /50GB |
HIS モバイル | 770円 /3GB | 990円 /7GB | 1,340円 /10GB | 2,970円 /30GB |
日本通信 SIM | 730円 /1+2GB | 1,170円 /1+4GB | 1,390円 /20GB | 2,178円 /50GB |
IIJmio | 950円 /5GB | 950円 /5GB | 1,400円 /10GB | 2,400円 /35GB |
楽天 モバイル | 1,078円 /3GB | 2,178円 /20GB | 2,178円 /20GB | 3,278円 /無制限 |
NURO モバイル | 792円 /3GB | 990円 /5GB | 1,485円 /10GB | 3,980円 /40GB |
UQ mobile | 2,948円 /5GB | 2,948円 /5GB | 3,828円 /35GB | 3,828円 /35GB |
au | 6,578円 /3GB | 7,788円 /200GB | 7,788円 /200GB | 7,788円 /200GB |

それぞれの細かい料金体系は、後の見出しで解説します。
格安SIMら11回線での通信速度比較
筆者が実際に計測した下り速度をもとに、スマホの普段使いで困らない速度が出るのかを判断基準として、各11回線の通信速度を比較します。
通信状態が良い場面での比較
各社とも、電波がしっかり4本たち、過度な混雑もない時間帯、ベストコンディション時での比較です。どの携帯会社もスマホで普段使いで困らない速度は出ます。
- ★3つ以上:おおよそ快適にスマホを使える
- ★2つ:少し遅いが十分ウェブ閲覧やYouTube視聴可
- ★1つ:かなり遅く、多くの人がストレスを感じる
携帯会社 | 通信速度 | 携帯会社 | 通信速度 |
LINEMO | ★★★★★ | 日本通信 SIM | ★★★★ |
ahamo | ★★★★★ | HIS モバイル | ★★★★ |
povo2.0 | ★★★★★ | mineo | ★★★★ |
楽天 モバイル | ★★★★ | IIJmio | ★★★★ |
UQ mobile | ★★★★★ | NURO モバイル | ★★★ |
au | ★★★★★ |
通信状態が良い時なら、11回線ともスマホで普段使いに困ることはありません。
混雑時である平日朝8時台の比較
混雑する平日朝8時台で、スマホの普段使いで困らない速度が出るかの比較表です。
- ★3つ以上:おおよそ快適にスマホを使える
- ★2つ:少し遅いが十分ウェブ閲覧やYouTube視聴可
- ★1つ:かなり遅く、多くの人がストレスを感じる
携帯会社 | 通信速度 | 携帯会社 | 通信速度 |
LINEMO | ★★★★★ | 日本通信 SIM | ★★ |
ahamo | ★★★★★ | HIS モバイル | ★★★ |
povo2.0 | ★★★★★ | mineo | ★★★ |
楽天 モバイル | ★★★★ | IIJmio | ★★★ |
UQ mobile | ★★★★★ | NURO モバイル | ★★ |
au | ★★★★★ |

平日朝8時台の出勤ラッシュ時間帯は、日本通信SIMとNUROモバイルの2つは少し遅いと感じる事がありますが、ネット検索、SNS閲覧、YouTube視聴、マップ利用には十分使える速度です。
混雑時である平日お昼の比較
混雑する平日お昼で、スマホの普段使いで困らない速度が出るかの比較表です。
- ★3つ以上:おおよそ快適にスマホを使える
- ★2つ:少し遅いが十分ウェブ閲覧やYouTube視聴可
- ★1つ:かなり遅く、多くの人がストレスを感じる
携帯会社 | 通信速度 | 携帯会社 | 通信速度 |
LINEMO | ★★★★★ | 日本通信 SIM | ★★ |
ahamo | ★★★★★ | HIS モバイル | ★★ |
povo2.0 | ★★★★★ | mineo | ★★★ |
楽天 モバイル | ★★★★ | IIJmio | ★★ |
UQ mobile | ★★★★★ | NURO モバイル | ★ |
au | ★★★★★ |

NUROモバイル:
1Mbpsを切ることもあり、かなり遅さを体感しストレスを感じる
日本通信SIM、HISモバイル、IIJmio:
やや遅くなるが、ネット検索、SNS閲覧、YouTube視聴、マップ利用には十分使える速度
mineo:
上4つの格安SIMと比べ、速度が落ちる頻度が少ない
大手直営組:
昼でも安定して高速
混雑時である平日夕方の比較
混雑する平日夕方の帰宅ラッシュ時間帯で、スマホの普段使いで困らない速度が出るかの比較表です。
- ★3つ以上:おおよそ快適にスマホを使える
- ★2つ:少し遅いが十分ウェブ閲覧やYouTube視聴可
- ★1つ:かなり遅く、多くの人がストレスを感じる
携帯会社 | 通信速度 | 携帯会社 | 通信速度 |
LINEMO | ★★★★★ | 日本通信 SIM | ★★ |
ahamo | ★★★★★ | HIS モバイル | ★★★ |
povo2.0 | ★★★★★ | mineo | ★★★ |
楽天 モバイル | ★★★★ | IIJmio | ★★ |
UQ mobile | ★★★★★ | NURO モバイル | ★★★ |
au | ★★★★★ |

平日夕方の帰宅ラッシュ時間帯は、日本通信SIMとNUROモバイルの2つは、少し遅いと感じる事がありますが、ネット検索、SNS閲覧、YouTube視聴、マップ利用には十分使える速度です。
筆者が使った格安SIMら11回線をランキング
筆者の独断と偏見で、11回線それぞれを詳しく深掘りしランキングしました。
11位:au(5G Fast Lane)

速度は爆速だが多くの人にとってここまでの爆速な速度は不要、それよりも料金の高さが深刻
auは、通信速度が快適でサブブランド組(ahamo、LINEMO、povo2.0、UQmobile)よりもさらに速い速度が出ることも多いですが、スマホを使う上でここまでの速度は必要ないです。

au本家は他の回線と比べてかなり高速ですが、スマホを使う上では10Mbps以上出ていれば多くの方は困りません。

au本家まで行かずとも、povo2.0の時点でも、すでに相当優秀な速度です。
料金の高さも、au本家を最下位に位置づけした大きな理由です。
使い放題 MAX+ | 家族割 プラス1人 | 家族割 プラス2人 | 家族割 プラス3人 | auPAY カード割 | auスマート バリュー |
0GB ~1GB時 | 6,138円 | 5,478円 | 4,928円 | ▲220円 | ▲1,100円 |
1GB超 | 7,788円 | 7,128円 | 6,578円 | ▲220円 | ▲1,100円 |
スマホ ミニプラン+ | 家族割 プラス1人 | 家族割 プラス2人 | 家族割 プラス3人 | auPAY カード割 | auスマート バリュー |
0GB ~1GB時 | 4,928円 | 4,268円 | 3,718円 | ▲220円 | ▲1,100円 |
1GB ~3GB時 | 6,578円 | 5,918円 | 5,368円 | ▲220円 | ▲1,100円 |
3GB ~5GB時 | 8,228円 | 7,568円 | 7,018円 | ▲220円 | ▲1,100円 |
このとおりau本家の料金は、料金体系も複雑でパッと見ても分かりづらく、複数の割引を駆使しないと安くなりません。
- 家族割プラス:家族のau利用者人数によって割引
- auPAYカード割:auPAYカードで支払いしていると割引
- auスマートバリュー:指定ネット回線を契約していると割引
これらの割引を全て適用できたとしても…?
- 0~1GBの人:2,398円(スマホミニプラン+)
- 1~3GBの人:4,048円(スマホミニプラン+)
- 3GB超える人:5,258円(使い放題MAX+)
改めて他の携帯会社とauの料金の比較表を見ると…?
携帯会社 | 3GB | 5GB | 10GB | 30GB |
LINE MO | 990円 /3GB | 2,090円 /10GB | 2,090円 /10GB | 2,970円 /30GB |
ahamo | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB |
povo 2.0 | 990円 /3GB | 1,890円 /3+3GB | 2,700円 /20GB | 2,780円 /30GB |
mineo | 1,518円 /5GB | 1,518円 /5GB | 1,958円 /10GB | 2,948円 /50GB |
HIS モバイル | 770円 /3GB | 990円 /7GB | 1,340円 /10GB | 2,970円 /30GB |
日本通信 SIM | 730円 /1+2GB | 1,170円 /1+4GB | 1,390円 /20GB | 2,178円 /50GB |
IIJmio | 950円 /5GB | 950円 /5GB | 1,400円 /10GB | 2,400円 /35GB |
楽天 モバイル | 1,078円 /3GB | 2,178円 /20GB | 2,178円 /20GB | 3,278円 /無制限 |
NURO モバイル | 792円 /3GB | 990円 /5GB | 1,485円 /10GB | 3,980円 /40GB |
UQmobile | 2,948円 /5GB | 2,948円 /5GB | 3,828円 /35GB | 3,828円 /35GB |
au | 6,578円 /3GB | 7,788円 /200GB | 7,788円 /200GB | 7,788円 /200GB |
auだけ極端に高い…。
ただし、あえてau本家をおすすめするとしたら、これらの方へはおすすめします。
- ショップでの対面サポートを重視する人
- 爆速を生かし外出先でもスマホに沢山のゲームや動画をダウンロードしまくりたい人
この2つに当てはまらないのであれば、サブブランドや格安SIMへ変更すれば、料金を大幅に下げられるので、変更することをおすすめします。
10位:UQmobile

auよりはマシ、でもpovo2.0なら同じ通信品質でさらに安い
UQmobileはauのサブブランドで通信速度は快適で文句なし、さらにショップ店頭での対面サポートもウリですが、povo2.0などの、同じ通信品質でもっと安い選択肢はあるので10位にしました。
携帯会社 | 3GB | 5GB | 10GB | 20GB | 30GB |
LINE MO | 990円 /3GB | 2,090円 /10GB | 2,090円 /10GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB |
ahamo | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB |
povo 2.0 | 990円 /3GB | 1,890円 /3+3GB | 2,700円 /20GB | 2,700円 /20GB | 2,780円 /30GB |
日本通信 SIM | 730円 /1+2GB | 1,170円 /1+4GB | 1,390円 /20GB | 1,390円 /20GB | 2,178円 /50GB |
UQmobile | 2,948円 /5GB | 2,948円 /5GB | 3,828円 /35GB | 3,828円 /35GB | 3,828円 /35GB |
同じau回線であるpovo2.0とUQmobileの速度を比較しても大差ないですが、

UQmobileは各種割引を駆使しないと安くならないです。いっぽうでpovo2.0は複雑な割引条件なしで、元から安いです。
携帯会社 | 3GB | 10GB | 20GB | 30GB |
povo2.0 | 990円 /3GB | 2,700円 /20GB | 2,700円 /20GB | 2,780円 /30GB |
UQmobile | 2,948円 /5GB | 3,828円 /35GB | 3,828円 /35GB | 3,828円 /35GB |
UQmobile (割引適用時) | 1,628円 /5GB | 2,728円 /30GB | 2,728円 /30GB | 2,728円 /30GB |
UQmobileは、指定ネット回線を契約していたり、auPAYカードでスマホ代を払っている人なら、こちらのトクトクプラン2にすると割安にはなります。
トクトク プラン2 | 基本料金 | auPAYカード お支払割 | 自宅セット割 | 割引をすべて した金額 |
0~5GB時 | 2,948円 | ▲220円 | ▲1,100円 | 1,628円 |
5~30GB時 | 4,048円 | ▲220円 | ▲1,100円 | 2,728円 |
- auPAYカード割:auPAYカードで支払いしていると割引
- 自宅セット割:指定ネット回線を契約していると割引
※指定ネット回線とは、auひかりやビッグローブ光など
これらの割引を受けられない人で、5GBを超える人は、こちらのコミコミプランバリューを選ぶことになります。
コミコミプラン バリュー | 基本料金 |
35GBまで | 3,828円 |
通話料 | 10分以内は無料 |
- ショップの対面サポートを重視
- auPAYカードや指定ネット回線契約中
この2つに当てはまらないのであれば、povo2.0や格安SIMへ変更することで、さらに料金を下げられるので、変更することをおすすめします。
9位:NUROモバイルのバリュープラス

※こちらでは、NUROモバイルのバリュープラスという3~15GBのプランについて触れます。NEOプランは使ったことがないので触れません。
料金は爆安だけど、昼の速度がイマイチ
NUROモバイルのバリュープラス(ドコモ回線)を使っての評価です。料金はかなり爆安です。
携帯会社 | 3GB | 5GB | 10GB | 15GB |
NURO モバイル | 792円 /3GB | 990円 /5GB | 1,485円 /10GB | 1,790円 /15GB |
LINEMO | 990円 /3GB | 2,090円 /10GB | 2,090円 /10GB | 2,970円 /30GB |
ahamo | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB |
povo2.0 | 990円 /3GB | 1,890円 /3+3GB | 2,700円 /20GB | 2,700円 /20GB |
mineo | 1,518円 /5GB | 1,518円 /5GB | 1,958円 /10GB | 2,178円 /20GB |
楽天 モバイル | 1,078円 /3GB | 2,178円 /20GB | 2,178円 /20GB | 2,178円 /20GB |
UQmobile | 2,948円 /5GB | 2,948円 /5GB | 3,828円 /35GB | 3,828円 /35GB |
au | 6,578円 /3GB | 7,788円 /200GB | 7,788円 /200GB | 7,788円 /200GB |
ですが昼の通信速度がかなり遅く苦痛を感じる事が多く、場所によっては通信不能もしくは極端に遅い速度になり使い物にならなくなるので注意が必要です。


ですが、平日昼以外の時間帯なら、問題なく使える速度は出ます。

地味に、5GB~15GBのプランなら、LINEのトーク送受信時にギガが減らない特典もあります。

3ヶ月に1度、ギガが貰える特典もあります。
プラン名 | 3ヶ月ごとに ギガが付与 | 月額料金 |
VSプラン 3GB | なし | 792円 |
VMプラン 5GB | +3GB | 990円 |
VLプラン 10GB | +6GB | 1,485円 |
VLLプラン 15GB | +9GB | 1,790円 |
- LINEで写真や動画をよく送受信する人
- お昼にスマホをあまり触らない人
- お昼はWi-Fiのある所で過ごす人
これらの人なら、NUROモバイルの弱点も気にならず、料金の安さのメリットを享受できるのでおすすめです。
8位:楽天モバイル

繋がれば最強、繋がらなければ最弱
楽天モバイルの特徴は、月3,278円でギガ無制限、テザリング使い放題、楽天リンクアプリからの通話し放題の3つで、ギガが少なかった月は自動的に料金が下がります。
Rakuten 最強プラン | 1人利用時 |
0~3GB時 | 1,078円 |
3~20GB時 | 2,178円 |
20GB超過時 (ギガ無制限) | 3,278円 |
RakutenLink アプリで通話時 | 通話料無料 |
テザリングが使い放題なので、固定回線を解約し、楽天モバイルを固定回線代わりに使えば大幅な節約になります。

ただし楽天モバイルは電波が不安定で、明らかにドコモauソフトバンクの電波よりも弱いです。
障害物や地下、丘陵地で電波が立ちにくい
屋内、地下駐車場、樹木の多い所では電波ピクトが立ちにくくなります。
人が多く混雑した場所で通信が遅くなる
大規模な花火大会やフェス会場、お昼の駅などでは速度がかなり落ちます。

筆者の自宅も、外では電波4本ですが家の中では電波が悪くなります。

なぜなんだ…。
田舎町で開催された大花火大会(人が密集しネットが全くつながりませんでした)


幕張メッセで開催された大規模フェス(楽天モバイルだけは110Kbpsとかなり遅くネットが全くつながりませんでした)


同じ場所で、夜になったら人が減り混雑も収まってきた影響か楽天モバイルの速度が復活していました。

ランチタイムの福井駅や金沢駅でも楽天モバイルの通信が遅くなり、かなりストレスを感じました。


ですが下の写真のような、電波の良い所、なおかつ混雑していない所ならば普通に快適に使えます。

空いている場所なら、楽天モバイルはお昼の時間帯でも快適です。


- 自宅のネット回線代わりに使う人
- 障害物の多い場所へ行かない人
- 混雑する場所へ行かない人
- 自宅でも電波4本しっかり立つ人
※サービスエリア内であっても、家の中に入ると電波が悪いとかザラなので、実際に自宅で使ってみないと、楽天モバイルを快適に使えるかどうかの判断はできません。
筆者の自宅ですら、外では楽天モバイルが快適に使えるのに、自宅の中に入ったら電波がほぼ圏外で使えない、というくらい運ゲーのガチャ要素ありです。ですが楽天モバイルは契約事務手数料が0円、さらに契約の翌々月から楽天ポイントが貰えるキャンペーンもあるので、いちどお試し感覚で契約するのはアリです。

主に楽天モバイルの電波の弱点を解説
田舎山間部なら意外と楽天モバイルは強いです
楽天モバイルへの乗り換え手続き手順はこちら
7位:IIJmio

NUROモバイルよりはマシ、だがもっと安い格安SIMはある
IIJmioはNUROモバイルと違い、平日昼もネット検索やYouTube視聴するには困らない速度が出ます。


IIJmioでは主に、平日お昼と平日夕方に速度が遅くなりますが、ネット検索や動画視聴は普通に出来る速度です。

端末の販売も行っているのも強みです。

IIJmioも料金が爆安で、NUROモバイルと違い20GB以上の料金帯も安いです。
携帯会社 | 5GB | 10GB | 20GB | 30GB |
IIJmio | 950円 /5GB | 1,400円 /10GB | 2,000円 /25GB | 2,400円 /35GB |
LINE MO | 2,090円 /10GB | 2,090円 /10GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB |
ahamo | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB |
povo 2.0 | 1,890円 /3+3GB | 2,700円 /20GB | 2,700円 /20GB | 2,780円 /30GB |
NURO モバイル | 990円 /5GB | 1,485円 /10GB | 2,699円 /20GB | 3,980円 /40GB |
UQmobile | 2,948円 /5GB | 3,828円 /35GB | 3,828円 /35GB | 3,828円 /35GB |
au | 7,788円 /200GB | 7,788円 /200GB | 7,788円 /200GB | 7,788円 /200GB |
ただ料金の安さでは、日本通信SIMが優秀過ぎるので、IIJmioは中途半端な感が否めません。
携帯会社 | 5GB | 10GB | 20GB | 30GB |
IIJmio | 950円 /5GB | 1,400円 /10GB | 2,000円 /25GB | 2,400円 /35GB |
日本通信 SIM | 1,170円 /1+4GB | 1,390円 /20GB | 1,390円 /20GB | 2,178円 /50GB |
唯一、4~5GBの料金帯ならIIJmioの方が安いですが、範囲が狭いですね。

- 端末を新しく買いたい人
- さまざまなデータ容量を選びたい人
端末を新しく購入したいという要望がある人、出張などで月によってスマホを触る頻度が変わるので、こまめにプランを変えたい人ならば、幅広いデータ通信量プランの用意されたIIJmioも視野に入れると良いです。
6位:日本通信SIM

圧倒的な安さを求めるならコレ
日本通信SIMは、文句なしの最安クラス、それなのに普通にスマホを普段使いするには十分な速度が出るので、良い意味でやばいです。
携帯会社 | 3GB | 10GB | 20GB | 50GB |
日本通信 SIM | 730円 /1+2GB | 1,390円 /20GB | 1,390円 /20GB | 2,178円 /50GB |
LINE MO | 990円 /3GB | 2,090円 /10GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB |
ahamo | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB |
povo 2.0 | 990円 /3GB | 2,700円 /20GB | 2,700円 /20GB | 2,780円 /30GB |
mineo | 1,518円 /5GB | 1,958円 /10GB | 2,178円 /20GB | 2,948円 /50GB |
IIJmio | 950円 /5GB | 1,400円 /10GB | 2,000円 /25GB | 3,900円 /55GB |
楽天 モバイル | 1,078円 /3GB | 2,178円 /20GB | 2,178円 /20GB | 3,278円 /無制限 |
日本通信SIMは、平日朝8時台、平日お昼、平日夕方、土日午後に速度が低下しますが、ネット検索やYouTube視聴ができる程度の速度は出るので、多くの人には困らない速度が出ます。

同じ場所で計測した結果はこちらです。

平日朝8時台、平日お昼、平日夕方の速度はこちら



土曜日午後の速度

日本通信SIMは、速度が落ちている時でも、1~2Mbps以上の速度はしっかり出ています。
ただし、平日お昼かつ混雑している場所では、1Mbpsを切ってしまうこともあるので注意が必要です(1Mbpsを切ると多くの方がストレスを感じるほどの遅さになります。)

- 平日お昼に混む場所へ行かない人
- とにかく一番安い携帯会社にしたい人
日本通信SIMの詳しい料金解説
日本通信SIMへの乗り換え手順解説
田舎で日本通信SIMを実際に使ってのレビュー
5位:HISモバイル

3~10GBなら日本通信SIMよりHISモバイル!
HISモバイルは、3~7GBのプランなら、あの日本通信SIMよりも安いです。

通信速度も日本通信SIMより速いことが多く、特に平日朝8時台と、平日夕方はHISモバイルの方が優勢です。



- とにかく一番安い携帯会社にしたい人
- データ使用量が3~7GBの人
HISモバイルの詳しい料金解説
HISモバイルへの乗り換え手順解説はこちら
4位:mineo

車や電車の移動中にYouTube垂れ流しする人はコレ1!
mineoなら、節約モードをつかうことで、ギガを気にせずYouTubeを垂れ流しできるようになります!

パケット放題Plusというオプションを申し込むと、節約モードが使えるようになります(10GB以上のプランだと無料)。

節約モードをONにすると、速度が1.5Mbpsに制限されますが…。

ギガが減らなくなります。

1.5MbpsでもYouTube、ネット閲覧が普通に使える速度なので、電車や車の移動中でも、ギガを気にせずYouTubeを垂れ流し放題、ギガ残量におびえることもなくなります!
mineoは料金も比較的安いです。
携帯会社 | 5GB | 10GB | 20GB | 30GB |
mineo | 1,518円 /5GB | 1,958円 /10GB | 2,178円 /20GB | 2,948円 /50GB |
LINEMO | 2,090円 /10GB | 2,090円 /10GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB |
ahamo | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB |
povo2.0 | 1,890円 /3+3GB | 2,700円 /20GB | 2,700円 /20GB | 2,780円 /30GB |
HIS モバイル | 990円 /7GB | 1,340円 /10GB | 2,090円 /20GB | 2,970円 /30GB |
楽天 モバイル | 2,178円 /20GB | 2,178円 /20GB | 2,178円 /20GB | 3,278円 /無制限 |
UQmobile | 2,948円 /5GB | 3,828円 /35GB | 3,828円 /35GB | 3,828円 /35GB |
mineoは格安SIMですが、速度が落ちる頻度が少なく、日本通信SIMやIIJmioの速度が遅い時でもmineoは速い、という事がよくありました。



- 車や電車の移動中に動画を垂れ流す人
- ギガ残量が気になって動画を観るのを我慢していた人
mineoの詳しい料金解説はこちら
mineoに実際に使ってのレビューなど
3位:povo2.0

変幻自在、最強の相方
au直営なので通信速度がどの時間帯でも快適で、使わなかった月の請求は0円と面白い仕組みの携帯プランです。


格安SIMの速度が落ちやすい平日昼でもpovo2.0は快適で、料金も同じau直営ブランドと比べても比較的安いです。
携帯会社 | 3GB | 10GB | 20GB | 30GB |
povo 2.0 | 990円 /3GB | 2,700円 /20GB | 2,700円 /20GB | 2,780円 /30GB |
UQmobile | 2,948円 /5GB | 3,828円 /35GB | 3,828円 /35GB | 3,828円 /35GB |
au | 6,578円 /3GB | 7,788円 /200GB | 7,788円 /200GB | 7,788円 /200GB |
使わなかった月の請求が0円なので、デュアルSIMのサブ回線としても非常に優秀です。

- 1時間110円
- 6時間250円
- 24時間330円
これを使えば…?

メインで使っている回線の速度が遅いときに、一時的にpovo2.0を課金して乗り切ることができます!

まるで映画版ジャ●●ンのような頼もしさですね!
povo2.0の詳しい料金解説はこちら
- auやUQmobie利用中(切り替えが楽)
- メイン回線の速度に不満がある人
- 不満はあるけど乗り換えはしたくない
2位:ahamo

山道ドライブが大好きな筆者が、田舎や山間部でも頼りにしている回線である
料金プランが1種類のみで分かり易く、地味に5分以内通話無料が嬉しいです。

ドコモ直営なので通信速度も時間帯問わず速いです。


筆者は出先でも頻繁に、容量の大きい動画やアプリをダウンロードするので、時間帯問わず高速なahamoは頼もしい存在です…が、都会など人が極端に密集する場所では、ahamoの速度が少し落ちる事があるので注意です。
日曜日の夕方、ラッシュ時の名古屋駅地下街

平日夕方、帰宅ラッシュ時の大阪南海なんば駅前

祝日15:40、ラッシュ時の東京駅構内

ahamoの速度が確かに落ちていますが、下り1.5Mbps以上は出ているので、ネット検索や動画視聴は普通に利用できる速度です。
しかしahamoは、同じサブブランドであるLINEMOやpovo2.0と比較し、田舎山間部は速い速度が出ます。

今なら他社からahamoへ乗り換えると、dポイントが合計20,000pが進呈されます。(事前エントリー必須)

- 料金プランはシンプルなものが良い
- 田舎山間部でよく使う人
- どの時間帯も重いデータをサクサク扱いたい
1位:LINEMO

どのデータ使用量の人にもフィット、さらに都会の人混みでも快適な万能型
ahamoと同じく大手直営で時間帯問わず安定して高速なので、筆者の頼れる右腕!どの時間帯でも、どんなに混んだ都会の駅でも、思いついた時に仕事用の大容量ファイルをいつでも高速でダウンロードできます!


ahamoが苦手とする都会の人混みでもパケ詰まりしにくいです。

日曜日の夕方、ラッシュ時の名古屋駅地下街で、ahamoは低速でしたがLINEMOは高速でした。

平日夕方、帰宅ラッシュ時の大阪南海なんば駅前でもahamoは低速でしたがLINEMOは高速でした。

祝日15:40、ラッシュ時の東京駅構内も、ahamoは低速でしたがLINEMOは高速でした。

さらにLINEMOには小容量プランが用意されているので、データ通信量が多い人にも少ない人にもお勧めできます。

携帯会社 | 3GB | 10GB | 30GB |
LINEMO | 990円 /3GB | 2,090円 /10GB | 2,970円 /30GB |
ahamo | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB | 2,970円 /30GB |
povo2.0 | 990円 /3GB | 2,700円 /20GB | 2,780円 /30GB |
UQmobile | 2,948円 /5GB | 3,828円 /35GB | 3,828円 /35GB |
au | 6,578円 /3GB | 7,788円 /200GB | 7,788円 /200GB |
さらに下記のリンクからLINEMOを申し込めば、契約後の7か月後にPayPayポイントが貰えます。

- 迷ったらとりあえずLINEMOから始めましょう
11回線ランキングのまとめ
今回のランキング結果と、おすすめユーザーは次の通りです。
mineo:節約モードをオンにしてYouTubeを流せば、ギガを温存できる!
楽天モバイル:もし自宅の中でも電波が良ければ、スマホ代とネット回線代で合わせてたった3,278円と最強の節約術となる!
以上、長くなりましたが筆者の独断と偏見による11回線ランキングでした。
以前、筆者は格安SIM選びをしていてネットの情報を漁りましたが、携帯会社は料金表や口コミだけ見ても実態がよく分からず、
『結局じぶんの使い方に合っているのかよく分からない、イメージできない』
という悩みがあったので、同じような悩みを持つ方への格安SIM選びの参考になれば嬉しいです!
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