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15回線を自腹で使って分かった。格安SIM選びで後悔する原因は2つだけ【2026】

15回線を自腹で使った結論。後悔しない格安SIM選び(猫の探検家が白いカード15枚を持っている) ahamo

格安SIMや大手の格安プランなど、総勢15回線くらいをガッツリ自腹で使ってきました。

検証の舞台は、福井を中心とした北陸、大阪駅周辺、名古屋駅周辺、そして東京駅周辺と山手線。あちこち旅して15回線の電波を浴びたり実測したりして、電波まみれになってきました。

カバンいっぱいに入った検証用のスマホたち。15回線を持ち歩いて実測しています

『なんか俺の格安SIM、お昼だけじゃなくて、どの時間もずっと遅いんだけど』
『朝の通勤、スマホが遅すぎてイライラで頭がハゲそう』
『帰りの電車で週末のドライブ先をググりたいのに、遅すぎてろくに調べられない』

そんなあなたのために、15回線を使ってきた私が、忖度なしのぶっちゃけ話をしていきます。

※全部、私が自腹で契約して使った回線・私の実測です。料金とキャンペーンは2026年10月1日時点。この記事には広告(PRリンク)が含まれます。

【結論】後悔する原因は「場所」と「時間帯」の2つだけ
  • 大手(LINEMO・povo2.0・ahamo)は時間帯を気にしなくていい。通信品質の順位は1位LINEMO・2位povo2.0・3位ahamo
  • 格安SIMは平日の朝8時過ぎ・お昼休み・平日の夕方・土日の午後の4つで遅くなる
  • 格安SIMで一番好きなのはmineo(au回線)。とにかく安さなら日本通信SIM
  • 家族でシェアするなら、2人はBB.excite、3人以上はイオンモバイル
  • 楽天モバイルの人や1社だけの人は、別の電波の予備回線(povo2.0かIIJmio)を1枚
結論だけ見て決めたい人の申込先(くわしい理由は各章で)

じっくり比べたい人は、このまま下へどうぞ。

この記事の内容は、動画でも全部しゃべっています。耳で聞きたい方はこちらをどうぞ。

カズさん

・携帯電話ショップ勤務経験あり。
・楽天モバイル、日本通信SIM、ahamo、LINEMO、povo2.0、mineoマイピタ、IIJmio、イオンモバイル、NUROモバイルバリュープラス、ロケットモバイルを含め20回線(15社)を経験済み。現在15回線を契約中。
・以前はリンクスメイト、HISモバイル、BB.excite、au5GFastLane、UQmobileも契約経験あり。
・あちこちでスマホの通信速度を測るのが趣味です。
・常にスマホ5台以上をポケットに入れて持ち歩く怪しい人です。

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この記事に登場する15回線

チーム回線
大手チームLINEMO、povo2.0、ahamo、UQモバイル、au本家(5G Fast Lane)
楽天モバイル楽天モバイル
格安SIM(MVNO)チーム日本通信SIM、IIJmio(ドコモ・au)、mineo(ドコモ・au・ソフトバンク)、NUROモバイル バリュープラス、HISモバイル、イオンモバイル、BB.excite

IIJmioは2回線、mineoは3回線を同時に持っているので、会社の数よりも回線の数が多くなっています。au本家は半年前まで使っていた回線で、いまの15回線には入れていません(参考として載せています)。

15回線ぶんのスマホを並べて、同じ場所で同時に測っている様子

大手と格安SIM、ざっくり何が違う?

大手チームは料金はやや高いけど、時間帯で速度が上下することが少なく、だいたいいつでもネットが速い。

格安SIM勢は、電波が4本立っている場所でも特定の時間帯だけネットが遅くなる代わりに、大手より安いです。

大手チームは、料金はやや高いけど時間帯のムラが少ない
格安SIM(MVNO)チームは、特定の時間帯に遅くなっちゃう

格安SIMが遅くなるのは「電波の関所」を通るから

では格安SIMはなぜ遅くなるのか?

それは「電波の関所」を通るから。関所の道が細い、つまり車線が狭いんです。この関所のことをPOI(ピーオーアイ)といいます。

関所(POI)のしくみ。大手本家の道は太く、格安SIMの道は関所で細い。遅い原因の見分け方3パターン
格安SIMが昼に遅くなる正体。POI(関所)のたとえ話。大手の太い回線が関所を通ると細いうどんになる。昼12時と朝8時はトンネルがギュウギュウ。時間がたてばまた太く戻る

北陸、名古屋駅、大阪駅周辺、東京駅周辺、どこで測っても、特定の時間帯の速度の落ちっぷりはほぼ同じでした。東京だろうが福井の田舎だろうが、特定の時間帯には遅くなるってことです。

お昼の関所のくわしい話は、格安SIMの「お昼の速度」の記事にまとめています。

格安SIMが遅くなる時間帯は4つ(ポイタイム)

  • 平日の朝8時過ぎ
  • お昼休み
  • 平日の夕方
  • 土日の午後
4分割された画像。それぞれのパネルで、眼鏡をかけた茶トラ猫のキャラクターが異なるシチュエーションでスマホを利用している様子が描かれています。

・左上:駅のホームのような場所で「平日朝8時すぎ」のテロップ。猫は帽子とベストを着用し、イヤホンで音楽を聴きながらLINEMOのロゴが入ったスマホを操作しています。 ・右上:遊園地のアトラクションに乗っているシーンで「土日の午後」のテロップ。猫は笑顔でソフトクリームを持ちながら楽しんでいます。 ・左下:オフィスビル内のような場所で「平日お昼」のテロップ。猫はスーツとネクタイ姿になり、真剣な表情でLINEMOのスマホを見つめています。 ・右下:混雑した電車内のような場所で「平日夕方」のテロップ。スーツ姿の猫が、画面に画像が並ぶSNSかブラウザのようなサイトをチェックしています。

この時間帯を、私は「POIタイム」、つまりポイタイムと呼んでいます。前までは「ケチケチタイム」と呼んでましたが、読みにく過ぎて困ったので、これからはポイタイムです。

どのくらい遅くなるか、どれくらいの頻度で遅くなるかは格安SIMの種類によって違いますし、同じ格安SIMでも選んだ回線(ドコモ・au・ソフトバンク)によって変わります。

大手すら遅いなら、それは「場所」の問題

もし大手は速いのに格安SIMだけ遅いときは、場所のせいではなく関所のせい。

でも大手すら遅い場所なら、その場所自体の問題です。花火大会の人混み、走行中の地下鉄、建物の奥のほうなどは、大手ですらネットが遅くなりやすい。

場所の問題はエリアマップからは分からないので、現地に行ってみないと分かりません。満員電車と地下鉄の話は大阪の人混み・地下鉄の実測と山手線一周の実測でくわしく書いています。

スマホが遅くなる理由は3種類の図解。①場所ガチャは移動か乗り換えで対処、②時間の規制(格安SIMだけ)は待てば直る、③楽天の屋内問題は機内モードON/OFFで対処
都営浅草線の泉岳寺〜品川を走行中。大手まで遅い「電波枯渇」は場所が悪い例

ここでクイズ。私の家の中では、ドコモ・au・ソフトバンクのどれが快適なのか?答えは、私の家で一緒にマリオカート64で遊んでくれたお友達だけが知っている~♪

後悔する原因は「場所」と「時間帯」の2つだけ

つまり、大手が快適に使えるかは場所ガチャ。格安SIMが快適に使えるかは場所ガチャと時間帯。

格安SIM選びで後悔する原因は「場所と時間」の2つ。地図のピンと、8時と12時が赤い時計を指さす猫の探検家

「自分はどの時間帯に、スマホでどんなことをしているか」と自問することこそが、ストレスをためない回線選びの第一歩です。

ちなみに私は神経質なおっさんなので、大手でないと生きられません。ナウシカの腐海でマスクを外したのと同じです。肺が焼けます。

私は神経質なおっさんなので大手派。povo2.0・LINEMO・ahamo

ですが私の妻は、格安SIMである日本通信SIMで満足しています。正解は人によって違うということですね。

大手の3人衆:LINEMO・povo2.0・ahamo

まずは私の大好きな3人衆。ワイモバイルやUQモバイルと違って面倒なセット割もナシ、速度もいつも速い。まさに神経質オッサンのための回線ですね。

この3つは本家のドコモ・ソフトバンク・auと同じ電波。速度もほぼ同じで、違いが分かるのは私みたいな変態だけです。格安SIMと違って時間帯を気にしなくていい。

お店で対面サポートを受けたい人は、やや高くなりますがUQモバイルやワイモバイルという選択肢もあります。スマホが壊れてSIMを再発行する時、店頭でやってもらえたら楽ですよね。まあ私はオンライン手続きが苦にならない変態なので、ahamo・LINEMO・povo2.0でいいと思っています。

対面でさくっと何とかしたい人はワイモバイルやUQモバイル。人件費のぶん高い

順位いきます。主に通信品質で付けました。1位 LINEMO、2位 povo2.0、3位 ahamo。

1位 LINEMO:満員電車と地下鉄で一番つながり続けた

決め手は、厳しい環境での粘り。平日朝の山手線1周、夕方の都営浅草線、大阪メトロ御堂筋線の梅田〜なんば。満員電車と地下鉄という苦しい環境で、3社の中で一番つながり続けたのがLINEMOでした。

山手線1周・浅草線・御堂筋線。有名区間の満員電車でLINEMOが強かった
目白駅 7:52 12回線の速度。LINEMO 280Mbpsと格安SIM 2.8Mbps(山手線内回り・12台同時測定)
17時42分、JR大阪駅構内および御堂筋線の地下鉄(梅田駅〜なんば駅間)の満員電車内で実施した、各通信キャリアの通信速度テスト(FAST.com)実測データの比較画像。左側に大きく表示された「楽天モバイル」は4G接続で下り速度640Kbps(ロード済みレイテンシ1.3s、上り0Mbps)と著しく遅い数値を示しています。画面下部には4つの画面が並び、左から「ロケットモバイル」のマップ表示画面(4G接続)、続いて5G+接続の3回線の結果として、「LINEMO」が下り400Mbps(アンロード25ms/ロード済み140ms、上り34Mbps)、「povo」が下り93Mbps(アンロード26ms/ロード済み1.3s、上り76Mbps)、「ahamo」が下り53Mbps(アンロード25ms/ロード済み398ms、上り22Mbps)という詳細な計測結果が記録されています。

いまでも私のエース回線はLINEMOです。

LINEMO 9月19日〜10月4日限定の公式キャンペーン。ベストプランVは他社から乗り換えでPayPayポイント20,000円相当(通常12,000+今週8,000)・新規10,000円相当(通常6,000+今週4,000)。ベストプランは乗り換え14,000円相当(通常10,000+今週4,000)・新規7,000円相当(通常3,000+今週4,000)。契約事務手数料3,850円が0円。ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えはPayPay対象外(手数料0円は対象)。特典は開通月の7カ月後に付与予定。2026年9月19日時点の公式情報。

↑ 画像をタップすると、LINEMOの公式サイトが別のタブで開きます(他社から乗り換えならPayPayポイントの対象)

手続きの画面を先に見たい人は → LINEMOへの乗り換え手順(画像つき)

2位 povo2.0:料金は反則級

悪くない。というか料金は反則級です。

ただ地下鉄や山手線ではLINEMOが上だったのと、povo2.0はau回線ゆえ、au 5Gが来ていない4Gエリアでは一日中速度が控えめになりやすい。私の生活圏の田舎は4Gエリアがまあまあ多いので、私の独断で2位です。

povo2.0はau 5Gが来ていない場所では速度が控えめ

3位 ahamo:5G+で迷子になることがある

前の2人よりちょっと電波が不安定で、電波バリバリの場所なのに「5G+」表示のときに謎に遅くなることがありました。名付けて「電波迷子」。

ahamoが5G+表示のまま読み込みが進まず、急に途切れる様子
ahamoが5G+表示のまま遅くなった場面

9月上旬、福井市のファミレスで土曜の朝に触った時は、5Gオンのahamoが格安SIMより遅くなっていて、5Gオフにして4Gで使ったら逆に速くなるという謎現象が起きました。

東京だけでなく福井のファミレスでも起きた。ahamoは5Gオフにしたら4Gのほうが速くなった

私が福井でこの5G+詰まりに遭遇した場所は、ほかにも郊外の大型店の駐車場(平日夕方)、ディスカウントストア(平日昼)、コンビニ(平日昼)など。都心部だけでなく、福井という地方でも起こります。

ahamoで5G+になって遅い時は、5Gオフを試してみてください。4Gでも遅いなら、そこはドコモ自体の場所ガチャハズレエリアなので、場所を移動するか、別の電波の携帯会社に乗り換えてみるしかないです。SNSでたまに見る「ドコモでアンテナ立ってるのに遅い」という声、もしかするとこれかもしれません。

ahamoで5G+で遅い時はネットワークモードを4G優先に。5Gをオフにすれば回復することも

ただ、みんなが5Gを切って4Gに来ると、今度は4Gの我々がパンクするので、この話はこの記事を読んだあなただけの内緒にしましょう。ほんと性格悪いな私。てへ。4Gでもスマホに十分な速度は出るので大丈夫です。

ちなみに私のahamoもpovo2.0も、5G SA申込済みってことだけお伝えしておきます。
とはいえ、ドコモの電波を30GB 2,970円で持てて、乗り換えなら2万ポイント。5Gオフの小技さえ知っていれば、私は今も普通に使えています。

ahamo 他社からの乗り換えでdポイント(期間・用途限定)合計20,000ポイントプレゼント(要エントリー)

↑ 画像をタップすると、ahamoの公式サイトが別のタブで開きます(他社から乗り換えでdポイント合計20,000pt・要エントリー)

手続きの画面を先に見たい人は → ahamoへの乗り換え手順

3人衆の料金と初期費用

月額料金初期費用
LINEMO3GB 990円/10GB 2,090円/30GB 2,970円
※30GBは5分以内の通話無料つき
3,850円(時期によってキャンペーンで無料)
povo2.03GB(30日)990円/5GB(30日)1,380円/30GB(30日)2,780円
※5GBと30GBは毎月自動更新のサブスク
無料(5回線まで)
ahamo2,970円(30GB)/大盛り4,950円(110GB)
※11月30日までは増量中で40GB・120GB
オンラインなら無料
大手・サブブランド 6社 データ使用量別 月額料金比較表

ahamo、LINEMO、povo、楽天モバイル、UQ mobile、Y!mobile、SoftBankの比較。 3GB(LINEMO/povo: 990円、楽天: 1,078円)、30GB(ahamo/LINEMO: 2,970円、povo: 2,780円)、無制限(楽天: 3,278円)などの主要プラン料金を掲載。 UQ/Y!mobileは割引前の通常料金(5GB 2,948円〜)が記載されており、セット割の有無による価格差が明確になっています。

LINEMOは10GB以下のプランがあるという優しさ。自分で手続きできる人はオンラインがおすすめです。

ahamoは12月1日から料金が変わります。40GB 3,135円/60GB 4,125円/120GB 5,115円の3段階になり、大盛りは11月30日で終了です。

そしてpovoの1年トッピング(365日ぶんをまとめ買いするタイプ。種類と金額はpovo2.0の公式サイトで確認できます)。これが強すぎる。携帯会社をポンポン変えない人はこれで決まり。auと同じ電波がこの料金。これはもう義務教育でやるべきだ。

乗り換えでもらえるポイント

乗り換えでLINEMOはPayPayポイントがもらえます。私はそれでファミマでアイスコーヒー、ローソンでアイスコーヒー、セブンでアイスコーヒーを買いました。もはやカフェイン中毒。ピカチュウではなくカフェチュウです。カフェ満ボルト。トイレ近くなりそ~

LINEMOのPayPayポイントでアイスコーヒーを買いまくり。カフェイン中毒

ahamoは他社からの乗り換えならdポイント合計2万ポイント(4,000ポイント×5か月・期間・用途限定・要エントリー)。私はこれでガソリンを入れて、金沢駅のマクドナルドでてりやきマックバーガーセットを食べに行きました。めちゃめちゃ美味しかったです。てか福井のマクドでええやんって話ですね。

ahamoは他社からの乗り換えなら、dポイント4,000ポイントが5か月つづく
【画像14:dポイントの活用とENEOSでの利用風景】 dポイントクラブのアプリ画面で4,000Pを獲得した実績と、ENEOSのガソリンスタンド端末でdポイントを利用する様子をまとめた画像。ポイ活によるお得な還元実績と、街の店舗(ENEOS等)で実際にポイントを消費する具体的な利用シーンを視覚化したもの。

キャンペーンは時期で変わるので、最新はLINEMOの公式サイト・ahamoの公式サイトで確認してください(ahamoのdポイントは要エントリー)。

UQモバイルとau本家はどう?

UQモバイル:速度はpovo2.0と同じ、お店で相談できる

通信速度はau本家やpovo2.0と同じ。料金はpovo2.0より少し上がる代わりに、お店でサポートが受けられます。

UQモバイルはpovo2.0より高いけど、お店で対面でなんとかしてくれる

セット割が組める人は「トクトクプラン2」、組めないなら「コミコミプランバリュー」がおすすめ。

セット割が組めるならトクトクプラン2、組めないならコミコミプランバリュー

UQを使っていてもっと下げたい、しかもオンライン手続きに慣れた人なら、povo2.0に変えた方がいいです。

福井市の繁華街で平日9:44に測ったpovo2.0とUQ mobile。povo2.0(4G+)は下り189Mbps、UQ(4G)は下り125Mbps。計測場所の地図と街の風景つき
au・UQモバイル・povo2.0の比較図解。auとUQはセット割が前提で複雑、povo2.0は条件なしでシンプルに安い。3社とも同じau回線で通信品質はほぼ同じ。対面サポート不要ならpovo2.0が最適

au本家(5G Fast Lane):普通の人にはpovo2.0との差は分からない

半年前まで、au本家の「5G Fast Lane」とpovo2.0を同時に使っていました。

田舎の4Gエリアでは差なし。大阪駅構内みたいな電波バリバリの都会では、au本家の方が下りが速い傾向でした。

電波が良い所ではau本家のほうが数値は高い(JR大阪駅)
JR福井駅構内で日曜13時30分に測った速度。au本家は380Mbps、povo2.0は95Mbps

ただpovo2.0の時点で十分速いので、普通の人にはauとpovo2.0の差は分かりません。この差が分かるのは私ぐらいの変態だけです。満員電車みたいに電波そのものがカツカツな場所では、どちらも同じように苦しくなります。

普通の人には区別がつかない。povo2.0の時点で優秀
au本家すら遅い場所もある。au自体が弱い場所だと?

速度だけが目的ならpovoで十分。au本家は、店舗サポートやポイ活込みで選ぶ人向けです。UQモバイルやauからpovo2.0への変更はpovo2.0の公式サイトから(同じ電波のまま移れます)。

au本家の持ち味は店舗サポートとポイ活プラン

格安SIM(MVNO)は「遅い時に何Mbps粘るか」で選ぶ

ここからは、よくお昼になると通信速度が遅くなるとか言われている者たちですね。格安SIMは2つの切り口で紹介します。

  • メイン回線として使う用
  • サブ回線、つまり予備回線として使う用(後半で紹介)

まずメイン回線として。家族とシェアとか関係なく単体で考えるなら、日本通信SIM・IIJmio・mineo・NUROモバイル バリュープラス。家族とシェアして安くしたいなら、イオンモバイルとBB.excite。

単体の4つ、定価で比べると日本通信SIMが一番安く、mineoがこの中では一番高くなりやすい。その代わり、通信速度も料金とだいたい比例して速くなると思ってください。

ここで言う通信速度は、ポイタイムの時に、どれだけ最低限の速度を粘って男を見せられるか、という視点です。

ポイタイムの「粘り」の通信速度で比較していく

「100Mbps出た」と自慢する私。カブトムシを捕まえて自慢している子供と同じです。

「100Mbps出た」はカブトムシを捕まえた人みたい

でもぶっちゃけ、スマホで使う機能は10〜20Mbpsあればさほど差を感じにくいので、最高速度ではなく、遅い時にどれくらいの速度をひねり出せるかに着目します。

下り速度の目安図解。1Mbps前後でYouTube流しっぱなしやLINEはOK、2Mbps前後でインスタやマップも見られる、10Mbps以上あれば重たいホームページも快適
ポイタイムの速度向いている使い方
日本通信SIM1Mbps台まで落ちやすい(ひどいと1Mbps割れ)X・YouTubeの流しっぱ・LINE・QR決済はOK。インスタ・マップはもたつくことがある
IIJmio2Mbps前後をより安定して出すインスタ・マップはチュルンと出る。重いホームページは遅い
mineo3〜4Mbpsで粘るネット検索もだいぶストレスなし
NUROモバイル バリュープラスお昼は1Mbps台、夕方は10Mbps以上が多いお昼をWi-Fiで過ごす人向け

要は、ポイタイムにネット検索をがっつりやる可能性があるかどうかで、選ぶ格安SIMが変わってきます。

日本通信SIM:一番安い。電話の声が聞こえやすい

速度が落ちる頻度も多く、ポイタイムにはかなりきつい速度に落とされます。特にお昼の落ちっぷりが一番きつくて、私の実測だと昼の真ん中あたりは5Mbps前後、悪い日は1Mbps台、ひどいと1Mbpsを切ることも。

日本通信SIMは昼がヤヴァい。1.1Mbps

1Mbps前後まで落ちると、インスタやマップですら画像の表示がもたつき、ランチのお店探しでグダって同僚から白い目で見られ、近くのコンビニ弁当で妥協する羽目になります。

マシな時は2Mbps前後まで粘ってくれて、この速度ならインスタやマップの画像はチュルンと出てくれます。でも2Mbps前後でも、ネット検索で重たいホームページを開くと明らかにストレス。ページをめくるごとに、よいしょ~よいしょ~。夏のおみこしかよ。

マシな時は2Mbpsで粘ってくれることも。ムラが激しい

外回りの仕事で会社のホームページをググることがあるんですけど、背景がギルンギルン動くような重たいページが増えているので、遅い時の日本通信SIMだとちょっと罰ゲームレベルですね。

2Mbps前後でもネットはテンポが悪い
プラン月額通話
1GB290円—
20GB1,390円5分以内の通話無料つき(70分の無料通話に置き換えも可)
50GB2,178円同上

特にキャンペーンはなく、契約事務手数料は3,300円。

ポイタイムで1Mbps前後に落ちている時でも、Xの閲覧、YouTubeの流しっぱ、LINEの送受信やLINE通話、QR決済、この辺りは問題なく使えます。

ポイタイムでもX・YouTube・LINE・PayPayはイケる

あと日本通信SIM独自の強みが、電話の声が聞こえやすいこと。格安SIMは音質を削られていて、扉の向こうから電話しているようなこもった声になりがちなんですけど、日本通信SIMはドコモ自体と同じ通話音質。ネット検索はさほどしない、でも電話はするという人には、実はぴったりです。

日本通信SIMの実力レビュー図解。速度低下時でもYouTube・X・LINE・通話・QR決済はイケる、インスタ・マップ・検索はもたつく。290円/1GBの爆安とVoLTE対応の高品質通話が強み

もし4〜10GBで収まる人で、電話もあまりかけない人は、HISモバイルを選ぶともうちょっと安くなります。7GB 990円/10GB 1,299円(値下げしました。この2つは無料通話なし)。新しい20GB 1,699円/30GB 1,999円は、6分以内の通話無料つきです。

HISモバイルも日本通信SIMと同じく、通話が聞こえやすい格安SIMです。速度は、私の実測では昼に日本通信SIMより少し粘る傾向でした。

お昼の遅さがどれくらいかは日本通信SIMはやばい?の実測記事にまとめています。昼の遅さが我慢できなくなった人の乗り換え先は、日本通信SIMからLINEMOへ乗り換えるべき?に手順つきで書いています。

IIJmio:選ぶならドコモ回線

日本通信SIMの2Mbps前後を、ポイタイムでもより安定して出したいなら、ランクが上がってIIJmio以上。ここまで来れば、昼でもインスタやマップは画像がチュルンと出ます。ただIIJmioでも、ポイタイムのネット検索で重たいホームページは遅いまま。

IIJmioクラスなら、お昼のインスタはちゅるんと出る
IIJmioでも、お昼のネット(ホームページ系)はもはや修行

IIJmioはドコモ回線とau回線が選べて、昼はどちらもネット検索が遅くなるんですけど、ドコモ回線の方が速度が落ちる頻度そのものが少ない。朝の通勤時間や夕方の帰宅ラッシュも、au回線よりマシな速度が出やすく、ネット検索も多少我慢できる速度です。

IIJmioはお昼はドコモ回線・au回線のどちらも遅い

もちろんドコモの電波が2〜3本しか立っていない場所では、そうはいきません。au回線・ドコモ回線ともに電波バリバリの前提なら、ドコモ回線がおすすめ。

ドコモ自体が弱い場所(電波2〜3本)ではIIJmioのドコモ回線も遅い

au回線だと1Mbps台に落ちる頻度が多いので、インスタやマップの画像がもたつく時間が増え、ネット検索はさらに苦痛を感じやすい速度になります。

私は北陸・名古屋・大阪・東京で当時持っていた12回線を実測してきて、「ポイタイムはドコモ回線の方がマシな速度が出る」という結論です。これ、前からずっと言ってるんですけどね~

IIJmioとmineoの選び方チャート。月25GBまでならIIJmio(ドコモ回線一択)、25GB以上・動画たっぷりならmineo(基本はau回線、auの5Gエリア外はソフトバンク回線)

申し込むなら、なるべくeSIM(SIMカードを挿さず、スマホに直接書き込むタイプ)で。11月4日までの申し込みなら、eSIMの初期費用が1,650円だけ、音声SIMの5GBプランが3か月間550円、25GBプラン(10分かけ放題とセット)が6か月間900円で、しかも5GB増量の30GBになります。25GBで900円はなかなかのやばさですね。私は定価でIIJmioを持っているので、恨み節でも連ねておきます。

IIJmioの料金表と11月4日までのキャンペーンまとめ。eSIMなら事務手数料1,650円、データeSIMは3か月0円、25ギガは5GB増量で30ギガ・6か月900円

↑ 画像をタップすると、IIJmioの公式サイトが別のタブで開きます(eSIMなら初期費用1,650円・11月4日まで)

手続きの画面を先に見たい人は → IIJmio申し込みの手順

mineo:格安SIMの中で一番好き。選ぶならau回線

日本通信SIMやIIJmioと比べて、ポイタイムでも3〜4Mbpsで粘り、ネット検索もだいぶストレスなく使えて、遅くなっていることに気づきにくい速度です。

mineoはポイタイムでも3〜4Mbpsで粘る

昼のmineoで遅いと感じるのは、YahooのトップページをあえてPC版表示にした時みたいな、ギュウギュウの高密度サイト。さすがの昼のmineoでも遅く感じます。でもここまで重いサイトって、実はそう多くないのが救い。

mineoのおすすめはau回線。ソフトバンク回線やドコモ回線と比べると、ポイタイムに遅くなる頻度が明らかに少ないです。

mineoは「遅くなる頻度」が少ないau回線がおすすめ。ポイタイムもマシ

ただ、生活圏にau 5Gが届いていない場合は一日中遅くなるかもしれないので、そういう人はソフトバンク回線を。「auは遅いけどソフトバンクは速い」という地域は結構あります。ちょっと田舎・郊外・山間部っぽい地域は、au 5Gがエリア外なことが結構あって、空いている時間帯ですら通信が控えめになります。

auの5Gエリア外の人はソフトバンク回線

ドコモ回線も悪くはないんですけど、私の実測では3つの中で速度が落ちる頻度が明らかに多く、特に土日の午後。どうせ同じ料金を払うなら、au回線かソフトバンク回線がおすすめです。お昼のau回線の実測はmineoの昼の速度の記事にあります。

mineoのドコモ回線は土日祝の午後が顕著に遅い

mineoには低速モード(パケット放題)があって、オンにすると通信が遅くなる代わりにギガが減らなくなります。しかも低速でもYouTubeは止まらずに流しっぱできる速度なので、車や電車の移動中にYouTubeを流しっぱする人は、ぜひ低速モードで。ギガがめちゃめちゃ温存できて余ります。余ったギガ数、私と勝負しましょう。

mineoの低速モードは1Mbps・3Mbpsとも、YouTubeが止まらず再生できる

※パケット放題は、3日間で10GB以上使うと速度が制限されることがあります。流しっぱなしにする人は、ここだけ気をつけてください。

低速モードの速さできること
1Mbps動画の流しっぱはできるが、インスタ・ネット検索は苦痛を感じる速度
3Mbpsネット検索も割とこなせる速度
mineoの低速モード(3Mbps)をオンにすると、ギガが減らなくなる様子

3GBと7GBプランは1Mbps使い放題で、プラス385円で3Mbpsにパワーアップ(15GB以上のプランは最初から3Mbpsつき)。この385円、11月30日までの申し込みなら6か月間無料。3GBや7GBを選ぶ人も、最初の6か月は3Mbpsを付けておきましょう。同じく11月30日までの申し込みなら、6か月間は月額からもさらに割引が入ります(秋のピッタリ割)。

私はドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線、3回線ぶん全部定価で事務手数料を払ったので、1万円近くをmineo様に納めました。悲しきこと山の如し。それだけあれば、大好きなうな重が2杯ぐらい食べれたのにな。
あなたは下の画像のリンクから申し込めば、いまは契約事務手数料3,850円が0円です。うな重を食べてください。

ちなみに格安SIMの中では、mineoが一番好きです。ポイタイムでもマシな速度が出るのと、低速モードでギガが減らないのが強い。なんだかんだ私は速度重視の神経質おっさんですからね。てか速度を求めるなら大手行けやって話ですけど。ははは。

mineo 秋のピッタリ割(2026年9月17日〜11月30日申込)の案内画像。音声通話付きマイピタが最大6カ月間割引で、3GBは1,298円が880円、7GBは1,518円が990円、15GBは1,958円が990円、30GBは2,178円が1,320円、50GBは2,948円が2,090円。3GBと7GBはパケット放題3Mbpsの385円が最大6カ月間0円、10分通話パックの110円も最大6カ月間0円。3日で10GBの制限には注意。専用リンクからの申し込みで契約事務手数料3,850円が0円。SIMカードは発行手数料440円が別途発生、eSIMは0円。2026年9月27日時点の公式情報。PR。

↑ 画像をタップすると、mineoの公式サイトが別のタブで開きます(このリンクからの申し込みで、契約事務手数料が無料になります)

手続きの画面を先に見たい人は → mineoへの乗り換え手順(画像つき)

NUROモバイル バリュープラス:お昼をWi-Fiで過ごす人向け

10GB以内のプランは、申し込みから1年間の割引があります(金額と条件は公式サイトで確認してください)。

お昼は1Mbps台に落ちてネット検索が苦痛ですが、夕方の帰宅ラッシュ時間帯は10Mbps以上出てくれることが多く、ネット検索すら快適。特にソフトバンク回線は、au・ドコモ回線より速いままの割合が多いです。

NUROモバイルは昼は1Mbpsを切りやすい

お昼はWi-Fiがあるところで過ごす、しかも10GBも使わない人には選択肢になります。

NUROは月10GBいかない人、昼はオフィスで休憩する人に

注意点は、おすすめはソフトバンク回線なのに、NUROのeSIMはドコモ回線しか対応していないこと。iPhone 17以降を使っている方はご注意ください。

家族でシェアするなら:イオンモバイル・BB.excite

この2つは家族とギガをシェアすると安いので、シェアする前提で選んでください。

家族とギガをシェアするなら。2人までなら?3人以上なら?
人数・容量有利なほう
2人BB.excite
3人以上イオンモバイル
30GBをシェアBB.excite
50GBをシェアイオンモバイルの圧勝
6人以上イオンモバイル一択
イオンモバイルとBB.exciteの家族シェア総額比較(5・30・40・50GB×1〜5人)。50GBは全人数でイオン、30GBはBB.excite、5GBと40GBは3人目からイオンが安い。

BB.exciteは、ギガ数が決まっている「フラットプラン」と段階制の「フィットプラン」があります。段階制の3GB 690円は業界屈指の安さ。でもギガ数が多くなるほどフラットが有利になります。

さらに528円追加すれば電話番号を1つ増やせるので、例えば30GB 2,068円のフラットプラン+528円=合計2,596円で、夫婦で30GBを分け合えます。事務手数料が無料なのも地味に嬉しい。

BB.exciteは契約事務手数料0円

イオンモバイルはギガ数を細かく選べて、プラス330円で家族とギガをシェアできるようになります。さらにプラス220円で電話番号を追加(4人目からはプラス440円)。

イオンモバイルは1,958円/20GBに+330円でシェア、+220円で回線追加

例えば20GB 1,958円+330円+220円=2人で2,508円、20GBで使えます。

イオンのお店で窓口対応してもらえるのも強み。代わりに事務手数料が1回線3,300円かかります。5人なら16,500円なので、店頭窓口の人件費と割り切りましょう。くわしい料金はイオンモバイルの料金プランで解説しています。

イオンモバイルはMVNOだが、イオンのお店で窓口対応できる

気になる通信速度は、イオンモバイルもBB.exciteもIIJmioと似た落ち方です。ポイタイムの速度の落ち方がそっくり。

BB.exciteは5G非対応なので空いている時間帯の最高速度は劣りますが、スマホは10〜20Mbps出ていればあまり差を感じないのと、5G対応のIIJmioやイオンモバイルでも、結局ポイタイムは数Mbpsまで落ちるので、5Gのあるなしは気にしなくて大丈夫です。

BB.exciteは4Gのみ。スマホは10〜20Mbpsで充分

楽天モバイル:プランは最強、電波は運ゲー

皆さん大好きな楽天モバイル。月額3,278円でギガ無制限、さらにテザリングも無制限。Rakuten Linkという通話アプリから電話すれば通話料無料。

難点は、電波がドコモ・au・ソフトバンクと比べるとやや貧弱なので、特定のシチュエーションで電波が悪くなりやすいこと。あくまでドコモ・au・ソフトバンクと比べての話です。

楽天モバイルは電波が悪い所を避ければ強い。電波が悪くなりやすい4つの場所と、快適に使うコツの図解
  • 都会の駅構内(屋内+人混み):東京駅構内では、楽天モバイルが圏外になる場所と爆速の場所が、1〜2分歩くだけで入れ替わりました。駅構内・大きな病院・大きなビルの中は、かなりの運ゲーと覚悟してください。
  • 建物の奥:ピクト(アンテナ表示)すら届きにくい場所があります。大きな総合病院の中も、楽天モバイルは圏外になることがあります(パートナー回線でつながっていた場所が、10月から楽天回線だけになると圏外になる例です)。
  • 満員電車・地下鉄の走行中:都営浅草線の走行中、楽天モバイルは2.6Mbpsから0.2Mbpsまで落ちていました。満員電車に乗る時は、オフライン保存した動画でも見て過ごしましょう。
東京駅構内は1〜2分の移動でガラリと変わる
楽天モバイルは「建物の奥」が弱いことを説明した図解。屋外ではアンテナ4本でも建物の奥や上層階では1~2本まで落ちることがあり、実測では駅の土産物コーナーの奥でパートナー回線に切り替わった。通話が途切れやすい・QR決済の画面が出てこない・SNSやマップの画像がもたつくという影響が出る。まずは機内モードのON/OFFを試すと楽天回線をつかみ直すことがある。

楽天モバイルの電波は、明らかに屋内へ浸透しにくい。電波が1、2本になったり、電波が立っているのに遅いことが起こりやすい。その代わりのこの最強プランって感じですね。

都営浅草線の走行中、楽天モバイルが0Mbps「お…おたすけ〜」
郊外のディスカウントストアの外と中で楽天モバイルを比較。駐車場(17:09)は5G+で170Mbps、店内に入ると4G・アンテナ1本・9.4Mbpsまで低下

快適に使えるかは現地に行ってみないと分からないので、お試しで使ってみるのはありだと思います。私の生活圏は田舎で、屋内+人混みみたいな楽天が苦手なシチュエーションが少ないので、快適に使えています。ただ山間部まで行くと、そもそも電波が来ていないことが多いので注意。

電波が来ていない地域では、auの電波を借りる「パートナー回線(ローミング)」で動いている場所もあります。これは10月1日から、楽天回線でカバーできている所から順に縮小が始まりました。終了日は未定で、どこが残るかは地図で確かめるしかありません。見分け方は楽天モバイルは10月からどうなる?にまとめています。

楽天モバイルは2つの電波で動いていることを説明した図解。①楽天回線は楽天モバイルが自前で整備した電波で、街中や市街地はこちらでつながる。②パートナー回線はauから借りている電波で、楽天の電波が届きにくい田舎・山間部を補っている。切り替えは自動で設定は不要。この助っ人が減る地域があるかもしれないというのが今回の話。

生活圏で電波が大丈夫な人、あなたはラッキーです。月3,278円でギガ無制限、テザリングも無制限。固定ネット回線代わりに使えないこともない。さらに通話もかけ放題。もう神に選ばれし人種でしょうね。

ちなみに私の家の中では楽天モバイル電波1本です。日頃から散々楽天モバイルの電波をイジったり、からかっているので、確実に天罰を食らっていますね。ははは。

「筆者の自宅の楽天モバイル」と題された、屋外(窓際)と屋内での通信品質の差を比較する2枚構成の画像。測定にはnPerfアプリが使用されている。

左側(外では快適!): 窓際で測定した結果を緑色の円で強調している。

ダウンロード: 32.93 Mbps

アップロード: 33.83 Mbps

レイテンシ: 42 ms

閲覧(パフォーマンス率): 80.61%

ストリーミング: 83.80%

総合スコア: 77,656 nPoints。屋外では非常に安定した高速通信ができていることが示されている。

右側(家の中では遅い…): 部屋の奥まった場所で測定した結果を赤色の円で強調している。

ダウンロード: 4.36 Mbps(屋外の約7分の1に低下)

アップロード: 2.80 Mbps

レイテンシ: 79 ms

閲覧(パフォーマンス率): 8.30%(極端に低い数値)

ストリーミング: 79.44%

総合スコア: 14,835 nPoints。壁などの障害物により、屋内で大幅に通信品質が劣化する楽天モバイルの特性が数値で可視化されている。

予備回線のすすめ:いまと「別の電波」をもう1枚

ドコモ・au・ソフトバンクと比べて電波の悪い場所が目立つ楽天モバイル。そんな彼の味方が、デュアルSIMでの予備回線です。楽天モバイルを使っている人、そして携帯会社を1社だけ契約している人に向けて書きます。

例えば、楽天モバイルが駅構内で遅くて時刻表を調べられない。ドコモ・au・ソフトバンク系を使っていても、花火大会やフェス会場で人が多すぎてネットがつながらない。予備回線があれば乗り切れたかもしれません。

花火大会は人がめちゃ多い。人が多すぎて通信が死亡

人混みでは「ドコモ系はつながらないけどauはつながる」「ソフバン系はダメだけどドコモ系はOK」みたいに、死ぬ電波・死なない電波に分かれることも多い。これは現地に行ってみないと分からない運ゲーです。どの会場でどの電波が残るかは行ってみないと分かりません。田舎でどの電波が強いかは田舎の電波の実測記事に書いています。

祭りやフェスの人混みは、どの電波が死ぬかは運ゲー
夏祭りや花火大会の混雑会場ではパケ詰まりでどの回線が生き残るか運ゲーになる図解。違う電波を2枚持つデュアルSIMなら片方がパンクしてももう片方でSNS投稿できる

8月、福井の花火大会を3か所ハシゴしました。

日付会場最後までつながった電波
8月13日大野市の花火大会ドコモ系だけ
8月14日勝山市の花火大会au・ソフトバンク系
8月22日永平寺町の花火大会楽天モバイルだけ

会場によって生き残る電波が違います。てか楽天モバイルだけが生き残る会場があるのには地味に驚きました。

いつの間にか上達した新入部員にバドミントンでボコボコにされた屈辱と同じ。私だけがコートを150周する羽目になり、ギガが切れて通信制限になります。通信制限なので、これ以上は走れません。

つまり何が言いたいか。予備回線は、いま使っている携帯会社とは「別の電波」の会社を選んでください。例えばahamoを使っている人はドコモ系の電波なので、予備はau系かソフトバンク系を。

山の保険はデュアルSIMの図解。日本通信SIM(ドコモ回線)とpovo2.0(au回線)の組み合わせで月数百円からの電波保険になる。楽天×auのような同じ電波に頼る組み合わせは保険にならない

予備回線でおすすめしたいのは次の4つ(どれもeSIM対応が前提)。

予備回線電波料金の目安ひとこと
povo2.0au使わなかったら0円事務手数料も5回線まで無料。デュアルSIMの練習用にかなりおすすめ
日本通信SIMドコモ1GB 290円事務手数料3,300円
IIJmio データ通信eSIMドコモ/auドコモ2GB 440円/au2GB 740円期間限定で3か月間0円・事務手数料1,650円。電話はできないので連絡はLINEで
LINEMOソフトバンク3GB 990円事務手数料3,850円と少し高め。でもこの4つの中で、ソフトバンクの電波をeSIMで安く持てるのはLINEMOだけ
予備回線はどれを選ぶ?鉄則はメインと違う電波を選ぶこと。ドコモ系ならpovo2.0かLINEMO、au系なら日本通信SIMかLINEMO、ソフトバンク系ならpovo2.0か日本通信SIM、楽天モバイルは迷ったらpovo2.0。povo2.0は基本料0円、IIJmioデータeSIMは最大3カ月0円、LINEMOは3GB 990円、日本通信SIMは1GB 290円。

povo2.0は、田んぼにいるアオサギさんでもできます。僕でもできたくわ~

ただし180日間トッピングを買わないと利用停止になり、さらに30日ほっとくと契約解除になるので、半年に1回は何か買ってください。

難点はトッピング購入が面倒なこと。レジ前で楽天モバイルがつながらずQRが出ない時、SIMを切り替えて、トッピングを買って、いざQRを表示…よいしょ~。めちゃめちゃモタモタして迷惑です。面倒な人は、事前に安いトッピングを買っておくか、ほかの3つを。

レジ前でのトッピング購入はモタモタして迷惑
(日本通信SIMからpovo2.0への切り替え) 日本通信SIMの通信が遅い時にpovo2.0へ切り替えるイメージ画像。左側にはスマホの読み込みを待つ困り顔のメガネをかけた茶トラ猫、右側にはpovo2.0に切り替えて喜んでいる茶トラ猫が描かれている。
スマートフォンのSIM設定画面の実物写真。上部のステータスバーには4G+の電波がフルスロットで立っていることが赤枠で強調されている。設定項目には「povo2.0」と「docomo」の2つのSIMカードが有効(オン)になっており、デュアルSIM運用でどちらの回線も安定して受信できている様子を示している。

日本通信SIMにはデータ専用の「ネットだけプラン」もあって、1GBまでなら119円、1GBを超えると1,200円(20GBまで)。好みでどちらかを。

iPhoneで日本通信SIMを予備にする人は注意。日本通信SIMはiPhoneで「APN構成プロファイル」を入れる必要があって、iPhoneはこれを1つしか入れられません。つまり、いまiPhoneで格安SIMをメインにしている人は、予備にもう1つ格安SIMを足すのは基本できないと思ってください。その場合の予備は、プロファイルが要らないpovo2.0・LINEMO・IIJmioデータ通信eSIMを(povoとLINEMOはiOSを最新にしておけばOK。IIJmioは「データeSIM」だけが不要で、音声eSIMやSIMカードはプロファイルが要ります)。

iPhoneで格安SIM(MVNO)利用中なら、APNプロファイル不要な予備回線を選ぼう

Androidの人は基本大丈夫。メインが楽天モバイル・ドコモ・au・ソフトバンク・ahamo・LINEMO・povo・UQモバイル・ワイモバイルの人も、そもそもプロファイルが要らないので心配いりません。

とりあえず覚えるなら、povo2.0かIIJmioを押さえておけばOKです。

・IIJmioのデータ通信eSIM(ドコモ2GB 440円・いまは3か月0円)→ IIJmio公式サイト/申し込みの手順
・ソフトバンクの電波を予備に持つなら → LINEMO公式サイト(3GB 990円)

まとめ:大手は場所ガチャ、格安SIMは場所ガチャと時間帯

15回線を使ったまとめ
  • 大手はちょっと高いけど、ポイタイムでも爆速。大手の私の独断1位はLINEMO。いまでも私のエースはLINEMOです
  • 格安SIMはちょっと安いけど、ポイタイムはネット検索が重くて苦痛。でもYouTubeの流しっぱ・X・LINE・QR決済は、ポイタイムの格安SIMでもイケます(インスタとマップは1Mbps台だと画像がもたつくので、気になる人はIIJmio以上)
  • 私が一番好きな格安SIMはmineo、その次がIIJmio。あ~でも日本通信SIMもNUROもみんな触ってて楽しいからな~すきやわ~。いやハッキリせい、て話ですね
  • 家族でギガをシェアするなら、2人はBB.excite、3人以上はイオンモバイル
  • 楽天モバイルはプランは最強。でも、都会の駅構内・地下・大きな病院の中で使う機会が多い人は注意。運ゲーの神に選ばれし者だけが選べる、それが楽天モバイルです
  • 予備回線はpovo2.0かIIJmio。いま使っている回線とは別の電波の会社を選ぶ、という鉄則だけは守ってください
使い方別おすすめ格安SIM早見表。X・LINE・YouTube程度なら日本通信SIM、通勤電車でインスタならNUROモバイル(ソフトバンク回線)、お昼も使うならIIJmio(ドコモ)かmineo、家族シェアはイオンモバイルかBB.excite、昼もネット検索するならahamo・LINEMO・povo2.0、山好きはデュアルSIM
この記事で紹介した申込先(公式サイト/申込手順)
期限つきの情報(2026年10月1日時点・変わったら更新します)
  • LINEMO:事務手数料無料などのキャンペーンは時期で変わります(10月5日に最新へ更新予定)→ LINEMO公式サイトで確認
  • IIJmio:eSIMの初期費用1,650円・音声5GBが3か月550円・25GB(10分かけ放題セット)が6か月900円は11月4日の申し込みまで。データ通信eSIMの3か月0円も期間限定 → IIJmio公式サイトで確認
  • mineo:秋のピッタリ割(6か月割引)と、3Mbps使い放題385円の6か月無料は11月30日の申し込みまで → mineo公式サイト(事務手数料無料リンク)
  • ahamo:40GB・120GBへの増量は11月30日まで。12月1日から新料金(40GB 3,135円/60GB 4,125円/120GB 5,115円・大盛りは終了)→ ahamo公式サイトで確認

最後に一言でいうと、大手は場所ガチャ、格安SIMは場所ガチャと時間帯。これだけ覚えて帰ってください。

料金は毎月のように変わるので、変わったら測り直してまた報告します。10月は、楽天モバイルのパートナー回線が縮小した後の福井を測り直しに行きます。U-NEXTとかy.u mobileとかも、たまに名前を聞くので触ってみるかもしれません。

ランキングを表で見たい人は格安SIMおすすめランキング11選もどうぞ。

格安SIMって本来、節約のために調べるものだと思うんですけど、「どこのSIMにすれば何ギガ何円」という整理は大事なんですけど、私がやると面白くなさ過ぎて禿げそうになるので、私はやりたくないんです。

何ギガ何円とかは、ぶっちゃけAIでもできちゃいますよね。でも、実際に使ってみての電波や速度は、使っている人にしか分からない。私はこっちが好きなんです。

そもそも自分の手で使ってもいないものを紹介するのは、私のプライドが許さない。自分で触った回線しか話題に出さないので偏りが激しいですが、もし役に立ったのなら幸いです。

では、格安SIMの世界でまたお会いしましょう。

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