格安SIMや大手の格安プランなど、総勢15回線くらいをガッツリ自腹で使ってきました。
検証の舞台は、福井を中心とした北陸、大阪駅周辺、名古屋駅周辺、そして東京駅周辺と山手線。あちこち旅して15回線の電波を浴びたり実測したりして、電波まみれになってきました。

『なんか俺の格安SIM、お昼だけじゃなくて、どの時間もずっと遅いんだけど』
『朝の通勤、スマホが遅すぎてイライラで頭がハゲそう』
『帰りの電車で週末のドライブ先をググりたいのに、遅すぎてろくに調べられない』
そんなあなたのために、15回線を使ってきた私が、忖度なしのぶっちゃけ話をしていきます。
※全部、私が自腹で契約して使った回線・私の実測です。料金とキャンペーンは2026年10月1日時点。この記事には広告(PRリンク)が含まれます。
- 大手(LINEMO・povo2.0・ahamo)は時間帯を気にしなくていい。通信品質の順位は1位LINEMO・2位povo2.0・3位ahamo
- 格安SIMは平日の朝8時過ぎ・お昼休み・平日の夕方・土日の午後の4つで遅くなる
- 格安SIMで一番好きなのはmineo(au回線)。とにかく安さなら日本通信SIM
- 家族でシェアするなら、2人はBB.excite、3人以上はイオンモバイル
- 楽天モバイルの人や1社だけの人は、別の電波の予備回線(povo2.0かIIJmio)を1枚
- 大手で決めるなら → LINEMO公式サイト(乗り換えならPayPayポイント対象)/LINEMOへの乗り換え手順(画像つき)
- 格安SIMで決めるなら → mineo公式サイト(このリンクなら事務手数料3,850円が0円)/mineoへの乗り換え手順(画像つき)
- ギガ少なめをもっと安く → IIJmio公式サイト(eSIMなら初期費用1,650円)/IIJmio申し込みの手順
- 予備回線を1枚足すなら → povo2.0公式サイト(基本料0円)
じっくり比べたい人は、このまま下へどうぞ。
この記事の内容は、動画でも全部しゃべっています。耳で聞きたい方はこちらをどうぞ。
この記事に登場する15回線
| チーム | 回線 |
|---|---|
| 大手チーム | LINEMO、povo2.0、ahamo、UQモバイル、au本家(5G Fast Lane) |
| 楽天モバイル | 楽天モバイル |
| 格安SIM(MVNO)チーム | 日本通信SIM、IIJmio(ドコモ・au)、mineo(ドコモ・au・ソフトバンク)、NUROモバイル バリュープラス、HISモバイル、イオンモバイル、BB.excite |
IIJmioは2回線、mineoは3回線を同時に持っているので、会社の数よりも回線の数が多くなっています。au本家は半年前まで使っていた回線で、いまの15回線には入れていません(参考として載せています)。

大手と格安SIM、ざっくり何が違う?
大手チームは料金はやや高いけど、時間帯で速度が上下することが少なく、だいたいいつでもネットが速い。
格安SIM勢は、電波が4本立っている場所でも特定の時間帯だけネットが遅くなる代わりに、大手より安いです。


格安SIMが遅くなるのは「電波の関所」を通るから
では格安SIMはなぜ遅くなるのか?
それは「電波の関所」を通るから。関所の道が細い、つまり車線が狭いんです。この関所のことをPOI(ピーオーアイ)といいます。


北陸、名古屋駅、大阪駅周辺、東京駅周辺、どこで測っても、特定の時間帯の速度の落ちっぷりはほぼ同じでした。東京だろうが福井の田舎だろうが、特定の時間帯には遅くなるってことです。
お昼の関所のくわしい話は、格安SIMの「お昼の速度」の記事にまとめています。
格安SIMが遅くなる時間帯は4つ(ポイタイム)
- 平日の朝8時過ぎ
- お昼休み
- 平日の夕方
- 土日の午後

この時間帯を、私は「POIタイム」、つまりポイタイムと呼んでいます。前までは「ケチケチタイム」と呼んでましたが、読みにく過ぎて困ったので、これからはポイタイムです。
どのくらい遅くなるか、どれくらいの頻度で遅くなるかは格安SIMの種類によって違いますし、同じ格安SIMでも選んだ回線(ドコモ・au・ソフトバンク)によって変わります。
大手すら遅いなら、それは「場所」の問題
もし大手は速いのに格安SIMだけ遅いときは、場所のせいではなく関所のせい。
でも大手すら遅い場所なら、その場所自体の問題です。花火大会の人混み、走行中の地下鉄、建物の奥のほうなどは、大手ですらネットが遅くなりやすい。
場所の問題はエリアマップからは分からないので、現地に行ってみないと分かりません。満員電車と地下鉄の話は大阪の人混み・地下鉄の実測と山手線一周の実測でくわしく書いています。


ここでクイズ。私の家の中では、ドコモ・au・ソフトバンクのどれが快適なのか?答えは、私の家で一緒にマリオカート64で遊んでくれたお友達だけが知っている~♪
後悔する原因は「場所」と「時間帯」の2つだけ
つまり、大手が快適に使えるかは場所ガチャ。格安SIMが快適に使えるかは場所ガチャと時間帯。

「自分はどの時間帯に、スマホでどんなことをしているか」と自問することこそが、ストレスをためない回線選びの第一歩です。
ちなみに私は神経質なおっさんなので、大手でないと生きられません。ナウシカの腐海でマスクを外したのと同じです。肺が焼けます。

ですが私の妻は、格安SIMである日本通信SIMで満足しています。正解は人によって違うということですね。
大手の3人衆:LINEMO・povo2.0・ahamo
まずは私の大好きな3人衆。ワイモバイルやUQモバイルと違って面倒なセット割もナシ、速度もいつも速い。まさに神経質オッサンのための回線ですね。
この3つは本家のドコモ・ソフトバンク・auと同じ電波。速度もほぼ同じで、違いが分かるのは私みたいな変態だけです。格安SIMと違って時間帯を気にしなくていい。
お店で対面サポートを受けたい人は、やや高くなりますがUQモバイルやワイモバイルという選択肢もあります。スマホが壊れてSIMを再発行する時、店頭でやってもらえたら楽ですよね。まあ私はオンライン手続きが苦にならない変態なので、ahamo・LINEMO・povo2.0でいいと思っています。

順位いきます。主に通信品質で付けました。1位 LINEMO、2位 povo2.0、3位 ahamo。
1位 LINEMO:満員電車と地下鉄で一番つながり続けた
決め手は、厳しい環境での粘り。平日朝の山手線1周、夕方の都営浅草線、大阪メトロ御堂筋線の梅田〜なんば。満員電車と地下鉄という苦しい環境で、3社の中で一番つながり続けたのがLINEMOでした。



いまでも私のエース回線はLINEMOです。

↑ 画像をタップすると、LINEMOの公式サイトが別のタブで開きます(他社から乗り換えならPayPayポイントの対象)
手続きの画面を先に見たい人は → LINEMOへの乗り換え手順(画像つき)
2位 povo2.0:料金は反則級
悪くない。というか料金は反則級です。
ただ地下鉄や山手線ではLINEMOが上だったのと、povo2.0はau回線ゆえ、au 5Gが来ていない4Gエリアでは一日中速度が控えめになりやすい。私の生活圏の田舎は4Gエリアがまあまあ多いので、私の独断で2位です。

3位 ahamo:5G+で迷子になることがある
前の2人よりちょっと電波が不安定で、電波バリバリの場所なのに「5G+」表示のときに謎に遅くなることがありました。名付けて「電波迷子」。


9月上旬、福井市のファミレスで土曜の朝に触った時は、5Gオンのahamoが格安SIMより遅くなっていて、5Gオフにして4Gで使ったら逆に速くなるという謎現象が起きました。

私が福井でこの5G+詰まりに遭遇した場所は、ほかにも郊外の大型店の駐車場(平日夕方)、ディスカウントストア(平日昼)、コンビニ(平日昼)など。都心部だけでなく、福井という地方でも起こります。
ahamoで5G+になって遅い時は、5Gオフを試してみてください。4Gでも遅いなら、そこはドコモ自体の場所ガチャハズレエリアなので、場所を移動するか、別の電波の携帯会社に乗り換えてみるしかないです。SNSでたまに見る「ドコモでアンテナ立ってるのに遅い」という声、もしかするとこれかもしれません。

ただ、みんなが5Gを切って4Gに来ると、今度は4Gの我々がパンクするので、この話はこの記事を読んだあなただけの内緒にしましょう。ほんと性格悪いな私。てへ。4Gでもスマホに十分な速度は出るので大丈夫です。
ちなみに私のahamoもpovo2.0も、5G SA申込済みってことだけお伝えしておきます。
とはいえ、ドコモの電波を30GB 2,970円で持てて、乗り換えなら2万ポイント。5Gオフの小技さえ知っていれば、私は今も普通に使えています。

↑ 画像をタップすると、ahamoの公式サイトが別のタブで開きます(他社から乗り換えでdポイント合計20,000pt・要エントリー)
手続きの画面を先に見たい人は → ahamoへの乗り換え手順
3人衆の料金と初期費用
| 月額料金 | 初期費用 | |
|---|---|---|
| LINEMO | 3GB 990円/10GB 2,090円/30GB 2,970円 ※30GBは5分以内の通話無料つき | 3,850円(時期によってキャンペーンで無料) |
| povo2.0 | 3GB(30日)990円/5GB(30日)1,380円/30GB(30日)2,780円 ※5GBと30GBは毎月自動更新のサブスク | 無料(5回線まで) |
| ahamo | 2,970円(30GB)/大盛り4,950円(110GB) ※11月30日までは増量中で40GB・120GB | オンラインなら無料 |

LINEMOは10GB以下のプランがあるという優しさ。自分で手続きできる人はオンラインがおすすめです。
ahamoは12月1日から料金が変わります。40GB 3,135円/60GB 4,125円/120GB 5,115円の3段階になり、大盛りは11月30日で終了です。
そしてpovoの1年トッピング(365日ぶんをまとめ買いするタイプ。種類と金額はpovo2.0の公式サイトで確認できます)。これが強すぎる。携帯会社をポンポン変えない人はこれで決まり。auと同じ電波がこの料金。これはもう義務教育でやるべきだ。
乗り換えでもらえるポイント
乗り換えでLINEMOはPayPayポイントがもらえます。私はそれでファミマでアイスコーヒー、ローソンでアイスコーヒー、セブンでアイスコーヒーを買いました。もはやカフェイン中毒。ピカチュウではなくカフェチュウです。カフェ満ボルト。トイレ近くなりそ~

ahamoは他社からの乗り換えならdポイント合計2万ポイント(4,000ポイント×5か月・期間・用途限定・要エントリー)。私はこれでガソリンを入れて、金沢駅のマクドナルドでてりやきマックバーガーセットを食べに行きました。めちゃめちゃ美味しかったです。てか福井のマクドでええやんって話ですね。


キャンペーンは時期で変わるので、最新はLINEMOの公式サイト・ahamoの公式サイトで確認してください(ahamoのdポイントは要エントリー)。
UQモバイルとau本家はどう?
UQモバイル:速度はpovo2.0と同じ、お店で相談できる
通信速度はau本家やpovo2.0と同じ。料金はpovo2.0より少し上がる代わりに、お店でサポートが受けられます。

セット割が組める人は「トクトクプラン2」、組めないなら「コミコミプランバリュー」がおすすめ。

UQを使っていてもっと下げたい、しかもオンライン手続きに慣れた人なら、povo2.0に変えた方がいいです。


au本家(5G Fast Lane):普通の人にはpovo2.0との差は分からない
半年前まで、au本家の「5G Fast Lane」とpovo2.0を同時に使っていました。
田舎の4Gエリアでは差なし。大阪駅構内みたいな電波バリバリの都会では、au本家の方が下りが速い傾向でした。


ただpovo2.0の時点で十分速いので、普通の人にはauとpovo2.0の差は分かりません。この差が分かるのは私ぐらいの変態だけです。満員電車みたいに電波そのものがカツカツな場所では、どちらも同じように苦しくなります。


速度だけが目的ならpovoで十分。au本家は、店舗サポートやポイ活込みで選ぶ人向けです。UQモバイルやauからpovo2.0への変更はpovo2.0の公式サイトから(同じ電波のまま移れます)。

格安SIM(MVNO)は「遅い時に何Mbps粘るか」で選ぶ
ここからは、よくお昼になると通信速度が遅くなるとか言われている者たちですね。格安SIMは2つの切り口で紹介します。
- メイン回線として使う用
- サブ回線、つまり予備回線として使う用(後半で紹介)
まずメイン回線として。家族とシェアとか関係なく単体で考えるなら、日本通信SIM・IIJmio・mineo・NUROモバイル バリュープラス。家族とシェアして安くしたいなら、イオンモバイルとBB.excite。
単体の4つ、定価で比べると日本通信SIMが一番安く、mineoがこの中では一番高くなりやすい。その代わり、通信速度も料金とだいたい比例して速くなると思ってください。
ここで言う通信速度は、ポイタイムの時に、どれだけ最低限の速度を粘って男を見せられるか、という視点です。

「100Mbps出た」と自慢する私。カブトムシを捕まえて自慢している子供と同じです。

でもぶっちゃけ、スマホで使う機能は10〜20Mbpsあればさほど差を感じにくいので、最高速度ではなく、遅い時にどれくらいの速度をひねり出せるかに着目します。

| ポイタイムの速度 | 向いている使い方 | |
|---|---|---|
| 日本通信SIM | 1Mbps台まで落ちやすい(ひどいと1Mbps割れ) | X・YouTubeの流しっぱ・LINE・QR決済はOK。インスタ・マップはもたつくことがある |
| IIJmio | 2Mbps前後をより安定して出す | インスタ・マップはチュルンと出る。重いホームページは遅い |
| mineo | 3〜4Mbpsで粘る | ネット検索もだいぶストレスなし |
| NUROモバイル バリュープラス | お昼は1Mbps台、夕方は10Mbps以上が多い | お昼をWi-Fiで過ごす人向け |
要は、ポイタイムにネット検索をがっつりやる可能性があるかどうかで、選ぶ格安SIMが変わってきます。
日本通信SIM:一番安い。電話の声が聞こえやすい
速度が落ちる頻度も多く、ポイタイムにはかなりきつい速度に落とされます。特にお昼の落ちっぷりが一番きつくて、私の実測だと昼の真ん中あたりは5Mbps前後、悪い日は1Mbps台、ひどいと1Mbpsを切ることも。

1Mbps前後まで落ちると、インスタやマップですら画像の表示がもたつき、ランチのお店探しでグダって同僚から白い目で見られ、近くのコンビニ弁当で妥協する羽目になります。
マシな時は2Mbps前後まで粘ってくれて、この速度ならインスタやマップの画像はチュルンと出てくれます。でも2Mbps前後でも、ネット検索で重たいホームページを開くと明らかにストレス。ページをめくるごとに、よいしょ~よいしょ~。夏のおみこしかよ。

外回りの仕事で会社のホームページをググることがあるんですけど、背景がギルンギルン動くような重たいページが増えているので、遅い時の日本通信SIMだとちょっと罰ゲームレベルですね。

| プラン | 月額 | 通話 |
|---|---|---|
| 1GB | 290円 | — |
| 20GB | 1,390円 | 5分以内の通話無料つき(70分の無料通話に置き換えも可) |
| 50GB | 2,178円 | 同上 |
特にキャンペーンはなく、契約事務手数料は3,300円。
ポイタイムで1Mbps前後に落ちている時でも、Xの閲覧、YouTubeの流しっぱ、LINEの送受信やLINE通話、QR決済、この辺りは問題なく使えます。

あと日本通信SIM独自の強みが、電話の声が聞こえやすいこと。格安SIMは音質を削られていて、扉の向こうから電話しているようなこもった声になりがちなんですけど、日本通信SIMはドコモ自体と同じ通話音質。ネット検索はさほどしない、でも電話はするという人には、実はぴったりです。

もし4〜10GBで収まる人で、電話もあまりかけない人は、HISモバイルを選ぶともうちょっと安くなります。7GB 990円/10GB 1,299円(値下げしました。この2つは無料通話なし)。新しい20GB 1,699円/30GB 1,999円は、6分以内の通話無料つきです。
HISモバイルも日本通信SIMと同じく、通話が聞こえやすい格安SIMです。速度は、私の実測では昼に日本通信SIMより少し粘る傾向でした。
お昼の遅さがどれくらいかは日本通信SIMはやばい?の実測記事にまとめています。昼の遅さが我慢できなくなった人の乗り換え先は、日本通信SIMからLINEMOへ乗り換えるべき?に手順つきで書いています。
IIJmio:選ぶならドコモ回線
日本通信SIMの2Mbps前後を、ポイタイムでもより安定して出したいなら、ランクが上がってIIJmio以上。ここまで来れば、昼でもインスタやマップは画像がチュルンと出ます。ただIIJmioでも、ポイタイムのネット検索で重たいホームページは遅いまま。


IIJmioはドコモ回線とau回線が選べて、昼はどちらもネット検索が遅くなるんですけど、ドコモ回線の方が速度が落ちる頻度そのものが少ない。朝の通勤時間や夕方の帰宅ラッシュも、au回線よりマシな速度が出やすく、ネット検索も多少我慢できる速度です。

もちろんドコモの電波が2〜3本しか立っていない場所では、そうはいきません。au回線・ドコモ回線ともに電波バリバリの前提なら、ドコモ回線がおすすめ。

au回線だと1Mbps台に落ちる頻度が多いので、インスタやマップの画像がもたつく時間が増え、ネット検索はさらに苦痛を感じやすい速度になります。
私は北陸・名古屋・大阪・東京で当時持っていた12回線を実測してきて、「ポイタイムはドコモ回線の方がマシな速度が出る」という結論です。これ、前からずっと言ってるんですけどね~

申し込むなら、なるべくeSIM(SIMカードを挿さず、スマホに直接書き込むタイプ)で。11月4日までの申し込みなら、eSIMの初期費用が1,650円だけ、音声SIMの5GBプランが3か月間550円、25GBプラン(10分かけ放題とセット)が6か月間900円で、しかも5GB増量の30GBになります。25GBで900円はなかなかのやばさですね。私は定価でIIJmioを持っているので、恨み節でも連ねておきます。

↑ 画像をタップすると、IIJmioの公式サイトが別のタブで開きます(eSIMなら初期費用1,650円・11月4日まで)
手続きの画面を先に見たい人は → IIJmio申し込みの手順
mineo:格安SIMの中で一番好き。選ぶならau回線
日本通信SIMやIIJmioと比べて、ポイタイムでも3〜4Mbpsで粘り、ネット検索もだいぶストレスなく使えて、遅くなっていることに気づきにくい速度です。

昼のmineoで遅いと感じるのは、YahooのトップページをあえてPC版表示にした時みたいな、ギュウギュウの高密度サイト。さすがの昼のmineoでも遅く感じます。でもここまで重いサイトって、実はそう多くないのが救い。
mineoのおすすめはau回線。ソフトバンク回線やドコモ回線と比べると、ポイタイムに遅くなる頻度が明らかに少ないです。

ただ、生活圏にau 5Gが届いていない場合は一日中遅くなるかもしれないので、そういう人はソフトバンク回線を。「auは遅いけどソフトバンクは速い」という地域は結構あります。ちょっと田舎・郊外・山間部っぽい地域は、au 5Gがエリア外なことが結構あって、空いている時間帯ですら通信が控えめになります。

ドコモ回線も悪くはないんですけど、私の実測では3つの中で速度が落ちる頻度が明らかに多く、特に土日の午後。どうせ同じ料金を払うなら、au回線かソフトバンク回線がおすすめです。お昼のau回線の実測はmineoの昼の速度の記事にあります。

mineoには低速モード(パケット放題)があって、オンにすると通信が遅くなる代わりにギガが減らなくなります。しかも低速でもYouTubeは止まらずに流しっぱできる速度なので、車や電車の移動中にYouTubeを流しっぱする人は、ぜひ低速モードで。ギガがめちゃめちゃ温存できて余ります。余ったギガ数、私と勝負しましょう。

※パケット放題は、3日間で10GB以上使うと速度が制限されることがあります。流しっぱなしにする人は、ここだけ気をつけてください。
| 低速モードの速さ | できること |
|---|---|
| 1Mbps | 動画の流しっぱはできるが、インスタ・ネット検索は苦痛を感じる速度 |
| 3Mbps | ネット検索も割とこなせる速度 |

3GBと7GBプランは1Mbps使い放題で、プラス385円で3Mbpsにパワーアップ(15GB以上のプランは最初から3Mbpsつき)。この385円、11月30日までの申し込みなら6か月間無料。3GBや7GBを選ぶ人も、最初の6か月は3Mbpsを付けておきましょう。同じく11月30日までの申し込みなら、6か月間は月額からもさらに割引が入ります(秋のピッタリ割)。
私はドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線、3回線ぶん全部定価で事務手数料を払ったので、1万円近くをmineo様に納めました。悲しきこと山の如し。それだけあれば、大好きなうな重が2杯ぐらい食べれたのにな。
あなたは下の画像のリンクから申し込めば、いまは契約事務手数料3,850円が0円です。うな重を食べてください。
ちなみに格安SIMの中では、mineoが一番好きです。ポイタイムでもマシな速度が出るのと、低速モードでギガが減らないのが強い。なんだかんだ私は速度重視の神経質おっさんですからね。てか速度を求めるなら大手行けやって話ですけど。ははは。

↑ 画像をタップすると、mineoの公式サイトが別のタブで開きます(このリンクからの申し込みで、契約事務手数料が無料になります)
手続きの画面を先に見たい人は → mineoへの乗り換え手順(画像つき)
NUROモバイル バリュープラス:お昼をWi-Fiで過ごす人向け
10GB以内のプランは、申し込みから1年間の割引があります(金額と条件は公式サイトで確認してください)。
お昼は1Mbps台に落ちてネット検索が苦痛ですが、夕方の帰宅ラッシュ時間帯は10Mbps以上出てくれることが多く、ネット検索すら快適。特にソフトバンク回線は、au・ドコモ回線より速いままの割合が多いです。

お昼はWi-Fiがあるところで過ごす、しかも10GBも使わない人には選択肢になります。

注意点は、おすすめはソフトバンク回線なのに、NUROのeSIMはドコモ回線しか対応していないこと。iPhone 17以降を使っている方はご注意ください。
家族でシェアするなら:イオンモバイル・BB.excite
この2つは家族とギガをシェアすると安いので、シェアする前提で選んでください。

| 人数・容量 | 有利なほう |
|---|---|
| 2人 | BB.excite |
| 3人以上 | イオンモバイル |
| 30GBをシェア | BB.excite |
| 50GBをシェア | イオンモバイルの圧勝 |
| 6人以上 | イオンモバイル一択 |

BB.exciteは、ギガ数が決まっている「フラットプラン」と段階制の「フィットプラン」があります。段階制の3GB 690円は業界屈指の安さ。でもギガ数が多くなるほどフラットが有利になります。
さらに528円追加すれば電話番号を1つ増やせるので、例えば30GB 2,068円のフラットプラン+528円=合計2,596円で、夫婦で30GBを分け合えます。事務手数料が無料なのも地味に嬉しい。

イオンモバイルはギガ数を細かく選べて、プラス330円で家族とギガをシェアできるようになります。さらにプラス220円で電話番号を追加(4人目からはプラス440円)。

例えば20GB 1,958円+330円+220円=2人で2,508円、20GBで使えます。
イオンのお店で窓口対応してもらえるのも強み。代わりに事務手数料が1回線3,300円かかります。5人なら16,500円なので、店頭窓口の人件費と割り切りましょう。くわしい料金はイオンモバイルの料金プランで解説しています。

気になる通信速度は、イオンモバイルもBB.exciteもIIJmioと似た落ち方です。ポイタイムの速度の落ち方がそっくり。
BB.exciteは5G非対応なので空いている時間帯の最高速度は劣りますが、スマホは10〜20Mbps出ていればあまり差を感じないのと、5G対応のIIJmioやイオンモバイルでも、結局ポイタイムは数Mbpsまで落ちるので、5Gのあるなしは気にしなくて大丈夫です。

楽天モバイル:プランは最強、電波は運ゲー
皆さん大好きな楽天モバイル。月額3,278円でギガ無制限、さらにテザリングも無制限。Rakuten Linkという通話アプリから電話すれば通話料無料。
難点は、電波がドコモ・au・ソフトバンクと比べるとやや貧弱なので、特定のシチュエーションで電波が悪くなりやすいこと。あくまでドコモ・au・ソフトバンクと比べての話です。

- 都会の駅構内(屋内+人混み):東京駅構内では、楽天モバイルが圏外になる場所と爆速の場所が、1〜2分歩くだけで入れ替わりました。駅構内・大きな病院・大きなビルの中は、かなりの運ゲーと覚悟してください。
- 建物の奥:ピクト(アンテナ表示)すら届きにくい場所があります。大きな総合病院の中も、楽天モバイルは圏外になることがあります(パートナー回線でつながっていた場所が、10月から楽天回線だけになると圏外になる例です)。
- 満員電車・地下鉄の走行中:都営浅草線の走行中、楽天モバイルは2.6Mbpsから0.2Mbpsまで落ちていました。満員電車に乗る時は、オフライン保存した動画でも見て過ごしましょう。


楽天モバイルの電波は、明らかに屋内へ浸透しにくい。電波が1、2本になったり、電波が立っているのに遅いことが起こりやすい。その代わりのこの最強プランって感じですね。


快適に使えるかは現地に行ってみないと分からないので、お試しで使ってみるのはありだと思います。私の生活圏は田舎で、屋内+人混みみたいな楽天が苦手なシチュエーションが少ないので、快適に使えています。ただ山間部まで行くと、そもそも電波が来ていないことが多いので注意。
電波が来ていない地域では、auの電波を借りる「パートナー回線(ローミング)」で動いている場所もあります。これは10月1日から、楽天回線でカバーできている所から順に縮小が始まりました。終了日は未定で、どこが残るかは地図で確かめるしかありません。見分け方は楽天モバイルは10月からどうなる?にまとめています。

生活圏で電波が大丈夫な人、あなたはラッキーです。月3,278円でギガ無制限、テザリングも無制限。固定ネット回線代わりに使えないこともない。さらに通話もかけ放題。もう神に選ばれし人種でしょうね。
ちなみに私の家の中では楽天モバイル電波1本です。日頃から散々楽天モバイルの電波をイジったり、からかっているので、確実に天罰を食らっていますね。ははは。

予備回線のすすめ:いまと「別の電波」をもう1枚
ドコモ・au・ソフトバンクと比べて電波の悪い場所が目立つ楽天モバイル。そんな彼の味方が、デュアルSIMでの予備回線です。楽天モバイルを使っている人、そして携帯会社を1社だけ契約している人に向けて書きます。
例えば、楽天モバイルが駅構内で遅くて時刻表を調べられない。ドコモ・au・ソフトバンク系を使っていても、花火大会やフェス会場で人が多すぎてネットがつながらない。予備回線があれば乗り切れたかもしれません。

人混みでは「ドコモ系はつながらないけどauはつながる」「ソフバン系はダメだけどドコモ系はOK」みたいに、死ぬ電波・死なない電波に分かれることも多い。これは現地に行ってみないと分からない運ゲーです。どの会場でどの電波が残るかは行ってみないと分かりません。田舎でどの電波が強いかは田舎の電波の実測記事に書いています。


8月、福井の花火大会を3か所ハシゴしました。
| 日付 | 会場 | 最後までつながった電波 |
|---|---|---|
| 8月13日 | 大野市の花火大会 | ドコモ系だけ |
| 8月14日 | 勝山市の花火大会 | au・ソフトバンク系 |
| 8月22日 | 永平寺町の花火大会 | 楽天モバイルだけ |
会場によって生き残る電波が違います。てか楽天モバイルだけが生き残る会場があるのには地味に驚きました。
いつの間にか上達した新入部員にバドミントンでボコボコにされた屈辱と同じ。私だけがコートを150周する羽目になり、ギガが切れて通信制限になります。通信制限なので、これ以上は走れません。
つまり何が言いたいか。予備回線は、いま使っている携帯会社とは「別の電波」の会社を選んでください。例えばahamoを使っている人はドコモ系の電波なので、予備はau系かソフトバンク系を。

予備回線でおすすめしたいのは次の4つ(どれもeSIM対応が前提)。
| 予備回線 | 電波 | 料金の目安 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| povo2.0 | au | 使わなかったら0円 | 事務手数料も5回線まで無料。デュアルSIMの練習用にかなりおすすめ |
| 日本通信SIM | ドコモ | 1GB 290円 | 事務手数料3,300円 |
| IIJmio データ通信eSIM | ドコモ/au | ドコモ2GB 440円/au2GB 740円 | 期間限定で3か月間0円・事務手数料1,650円。電話はできないので連絡はLINEで |
| LINEMO | ソフトバンク | 3GB 990円 | 事務手数料3,850円と少し高め。でもこの4つの中で、ソフトバンクの電波をeSIMで安く持てるのはLINEMOだけ |

povo2.0は、田んぼにいるアオサギさんでもできます。僕でもできたくわ~
ただし180日間トッピングを買わないと利用停止になり、さらに30日ほっとくと契約解除になるので、半年に1回は何か買ってください。
難点はトッピング購入が面倒なこと。レジ前で楽天モバイルがつながらずQRが出ない時、SIMを切り替えて、トッピングを買って、いざQRを表示…よいしょ~。めちゃめちゃモタモタして迷惑です。面倒な人は、事前に安いトッピングを買っておくか、ほかの3つを。



日本通信SIMにはデータ専用の「ネットだけプラン」もあって、1GBまでなら119円、1GBを超えると1,200円(20GBまで)。好みでどちらかを。
iPhoneで日本通信SIMを予備にする人は注意。日本通信SIMはiPhoneで「APN構成プロファイル」を入れる必要があって、iPhoneはこれを1つしか入れられません。つまり、いまiPhoneで格安SIMをメインにしている人は、予備にもう1つ格安SIMを足すのは基本できないと思ってください。その場合の予備は、プロファイルが要らないpovo2.0・LINEMO・IIJmioデータ通信eSIMを(povoとLINEMOはiOSを最新にしておけばOK。IIJmioは「データeSIM」だけが不要で、音声eSIMやSIMカードはプロファイルが要ります)。

Androidの人は基本大丈夫。メインが楽天モバイル・ドコモ・au・ソフトバンク・ahamo・LINEMO・povo・UQモバイル・ワイモバイルの人も、そもそもプロファイルが要らないので心配いりません。
とりあえず覚えるなら、povo2.0かIIJmioを押さえておけばOKです。
・IIJmioのデータ通信eSIM(ドコモ2GB 440円・いまは3か月0円)→ IIJmio公式サイト/申し込みの手順
・ソフトバンクの電波を予備に持つなら → LINEMO公式サイト(3GB 990円)
まとめ:大手は場所ガチャ、格安SIMは場所ガチャと時間帯
- 大手はちょっと高いけど、ポイタイムでも爆速。大手の私の独断1位はLINEMO。いまでも私のエースはLINEMOです
- 格安SIMはちょっと安いけど、ポイタイムはネット検索が重くて苦痛。でもYouTubeの流しっぱ・X・LINE・QR決済は、ポイタイムの格安SIMでもイケます(インスタとマップは1Mbps台だと画像がもたつくので、気になる人はIIJmio以上)
- 私が一番好きな格安SIMはmineo、その次がIIJmio。あ~でも日本通信SIMもNUROもみんな触ってて楽しいからな~すきやわ~。いやハッキリせい、て話ですね
- 家族でギガをシェアするなら、2人はBB.excite、3人以上はイオンモバイル
- 楽天モバイルはプランは最強。でも、都会の駅構内・地下・大きな病院の中で使う機会が多い人は注意。運ゲーの神に選ばれし者だけが選べる、それが楽天モバイルです
- 予備回線はpovo2.0かIIJmio。いま使っている回線とは別の電波の会社を選ぶ、という鉄則だけは守ってください

- LINEMO(大手1位):公式サイト/乗り換え手順(画像つき)
- povo2.0(大手2位・予備回線にも):公式サイト
- ahamo(大手3位):公式サイト/乗り換え手順
- mineo(格安SIMで一番好き・au回線):公式サイト(このリンクなら事務手数料3,850円が0円)/乗り換え手順(画像つき)
- IIJmio(ドコモ回線・予備のデータ通信eSIMにも):公式サイト/申し込みの手順
- 日本通信SIM・NUROモバイル・HISモバイル・イオンモバイル・BB.exciteは、各社の公式サイトで最新料金を確認してください
- LINEMO:事務手数料無料などのキャンペーンは時期で変わります(10月5日に最新へ更新予定)→ LINEMO公式サイトで確認
- IIJmio:eSIMの初期費用1,650円・音声5GBが3か月550円・25GB(10分かけ放題セット)が6か月900円は11月4日の申し込みまで。データ通信eSIMの3か月0円も期間限定 → IIJmio公式サイトで確認
- mineo:秋のピッタリ割(6か月割引)と、3Mbps使い放題385円の6か月無料は11月30日の申し込みまで → mineo公式サイト(事務手数料無料リンク)
- ahamo:40GB・120GBへの増量は11月30日まで。12月1日から新料金(40GB 3,135円/60GB 4,125円/120GB 5,115円・大盛りは終了)→ ahamo公式サイトで確認
最後に一言でいうと、大手は場所ガチャ、格安SIMは場所ガチャと時間帯。これだけ覚えて帰ってください。
料金は毎月のように変わるので、変わったら測り直してまた報告します。10月は、楽天モバイルのパートナー回線が縮小した後の福井を測り直しに行きます。U-NEXTとかy.u mobileとかも、たまに名前を聞くので触ってみるかもしれません。
ランキングを表で見たい人は格安SIMおすすめランキング11選もどうぞ。
格安SIMって本来、節約のために調べるものだと思うんですけど、「どこのSIMにすれば何ギガ何円」という整理は大事なんですけど、私がやると面白くなさ過ぎて禿げそうになるので、私はやりたくないんです。
何ギガ何円とかは、ぶっちゃけAIでもできちゃいますよね。でも、実際に使ってみての電波や速度は、使っている人にしか分からない。私はこっちが好きなんです。
そもそも自分の手で使ってもいないものを紹介するのは、私のプライドが許さない。自分で触った回線しか話題に出さないので偏りが激しいですが、もし役に立ったのなら幸いです。
では、格安SIMの世界でまたお会いしましょう。

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