「格安SIMって、夕方になると遅くなるって本当?」
本当です。
夕方5〜7時は仕事終わりのSNS、PayPay決済、帰宅中のYouTubeとスマホが最もフル稼働する時間帯。

この”コアタイム”に通信が止まったら、たまったものではありません…!

夕方の福井・石川県内19カ所で、主要格安SIM+大手オンラインプラン計8回線を平日夕方に同時実測しました。


この記事を読めば夕方の格安SIMについて以下3つがわかります。
- 格安SIMはどれくらい遅い?
- LINE,QR決済,動画視聴は大丈夫?
- 夕方も快適な携帯会社は?

夕方でも後悔しない快適さを求めるなら「mineo(au回線)」「LINEMO」「ahamo」「povo2.0」が最有力候補です。


その根拠を、実測データとともに詳しく解説します。
格安SIMで夕方に快適に使う為の速度

通信速度の単位は「Mbps」。「大きいほど速い」ですが、スマホの日常利用で数百Mbpsは不要です。押さえるべきは3つの体感ラインだけです。
| 速度帯 (Mbps) | 体感 | できること・きついこと |
| 1Mbps台 | 最低限ライン (遅いと感じ始める) | ✅ PayPay,LINE,動画再生はOK/⚠️ SNS画像・マップはもたつく |
| 2〜3Mbps | 快適ライン | ✅ SNSの画像やマップがスムーズ。夕方にこれを維持できるかが格安SIM選びの最大の焦点 |
| 10Mbps以上 | 贅沢ライン | ✅ 重いサイト・大容量DL・テザリングも余裕 |
格安SIMによっては、夕方に1Mbps台まで落ちるもの、2Mbps以上を維持してくれるものがあります。
夕方の「5大不安シーン」は格安SIMで乗り切れるのか?
夕方の「5大不安シーン」は大まかにいかのとおり。

① LINEの「今から帰るよ」連絡

テキスト送受信に必要な通信量は0.1Mbps以下。速度が1Mbps台に落ちてもLINEは問題なし。送れない場合は「圏外」が原因です。
② スーパーレジでのPayPay決済

QR決済は軽いテキスト認証のみ。1Mbpsあれば、レジ前フリーズはまず起きません。QRが出ない場合は「圏外」が原因です。
③ Googleマップ

地図タイルの読み込みに1Mbps台だともたつきが出ます。スムーズに使うには2〜3Mbpsが必要です。
④ YouTube動画視聴

再生自体は1Mbps台でも可能ですが、サムネイル表示が遅れてテンポよく動画を探せません。快適に楽しむなら2〜3Mbps以上が目安です。
⑤ショート動画

再生自体は可能ですが、動画をスワイプした時、次の動画が再生されるまでにワンテンポ待たされ、スムーズに動画を見ていけません。
→「夕方でも2〜3Mbpsを粘り強く維持できる回線」を選ぶことが、格安SIM選びの正解です。
平日夕方・19カ所で格安SIMを独自計測
実際のフィールドテストの結果をお見せします。

【測定テストの概要】

平日夕方の通信速度の計測結果
夕方に各地点で計測した速度(下り速度)です。2Mbps以上の数値ならスマホはおおむね快適です。

データから読み解くポイント:
夕方は場所により1Mbps台に落ちる
夕方も2Mbps以上を死守
夕方も10Mbps以上でやすい
各社の実力と総評
夕方のテスト結果に基づき、各社の総評をまとめます。
最強コスパMVP:mineo(au回線)

もし迷ったら、料金と速度のバランスが良いmineo(au回線)が良いです。

・料金が安い(特に15GB以上が強い)
・夕方でも普通にスマホを使える速度が出る
・mineoスイッチでギガ温存可能
今回のテストで最も「格安SIMの正解」を示した回線。19カ所中、快適ラインを下回りそうになったのは御清水(2.4Mbps)の1カ所のみ。

他は夕方でも安定して10Mbps以上を維持し、場所によっては100Mbps超えも。

「速度制限されていることに気づかない」レベルの安定感です。
mineoには「mineoスイッチ」があり、これをONにするとギガが減らなくなります。

ONにしている間は通信速度が低下しますが、YouTube動画の流しっパやX閲覧等は普通にできる速度です。

電車や車の移動中にYouTubeを流すとき、mineoスイッチをONにしながら動画を流せば、ギガを温存できます(3日で10GB超えると制限されるので注意)!

mineoは料金も安く、特に15GB以内が他社と比べても安い部類です。

こちらが詳しい料金プランです。
| 通常の通話料 | 30秒22円 | |
| 10分かけ放題 | 550円 | 1回の通話が 10分まで無料 |
| かけ放題 | 1,210円 | 何分かけても通話料無料 |
| 10分通話パック | 110円 | 1ヶ月で10分まで 通話料が無料に |
| mineoでんわ アプリ | 通話料 30秒10円 | このアプリからの通話なら 割安で通話可能 |
常に爆速:ahamo LINEMO povo2.0

この3つなら夕方でも10Mbps以上がほぼ出るので、いかなるサイトであっても快適に閲覧できるので、ドコモauソフトバンク時代と変わらない体感で使えます。
ahamo:ドコモのプラン(ドコモ回線)
LINEMO:ソフトバンクのプラン(ソフトバンク回線)
povo2.0:auのプラン(au回線)


・月10GBを超えない人:
→LINEMO(10GB以下が安い)
| LINEMO ベストプラン | 月額 | 通話準定額 (5分かけ放題) | 通話定額 (かけ放題) |
| 3GBまで時 | 990円 | 550円 | 1,650円 |
| 3~10GB時 | 2,090円 | 550円 | 1,650円 |
| LINEMO ベストプランV | 月額 | 通話準定額 (5分かけ放題) | 通話定額 (かけ放題) |
| 30GBまで | 2,970円 | 無料で ついてます | 1,100円 |
※契約月に3,850円の契約事務手数料が発生します。
・月10GB以上+通話をよく使う人
→ahamo(初期費用0円+5分以内通話無料)
| ahamo | 月額料金 | かけ放題 |
| 通常時 | 2,970円 /30GB | 1,100円 |
| 大盛りオプション | 4,950円 /110GB | 1,100円 |
| 通話料 | 5分以内の 通話が無料※ | |
| 海外利用 | 月30GB まで使える 15日連続まで | |
| 初期費用 事務手数料等 | オンライン手続き時 無料 |
・月10GB以上+あまり通話をしない人
→povo2.0(初期費用0円+若干ahamoより安い)
povo2.0の月額は0円ですが、ネットが非常に遅く使い物にならないため、あとでギガを追加購入すれば高速通信ができるようになります(使うときだけ課金する、という事が可能)。
| トッピング一覧 | 料金 | 有効期間 |
| 使い放題 | 110円 | 1時間 |
| 使い放題 | 250円 | 6時間 |
| 使い放題 | 330円 | 24時間 |
| 1GB | 390円 | 7日間 |
| 3GB | 990円 | 30日間 |
| 5GB | 1,380円 | 30日間 |
| 30GB | 2,780円 | 30日間 |
| 60GB | 6,490円 | 90日間 |
| 90GB | 7,980円 | 90日間 |
| 300GB | 9,834円 | 90日間 |
| 180GB | 14,880円 | 180日間 |
| 150GB | 12,980円 | 180日間 |
| 1GB | 1,260円 | 180日間 |
| 60GB | 13,200円 | 365日間 |
| 120GB | 21,600円 | 365日間 |
| 300GB | 24,800円 | 365日間 |
| 360GB | 26,400円 | 365日間 |
| 1TB | 38,160円 | 365日間 |
| 使い放題12回分 | 9,834円 | 7日間 |
| 初期費用 事務手数料など | 5回線まで 無料 | |
| トッピングなし 時の通信速度 | 128Kbps | |
| 通常の通話料 | 30秒22円 | |
| 5分以内通話かけ放題 | 550/月 | 1回の通話が5分まで無料 |
| 通話かけ放題 | 1,650/月 | 通話料が無料になる |
| 留守番電話 | 330円/月 |
ahamo、LINEMO、povo2.0なら、夕方どの場所でもほぼ確実に10Mbps以上を記録、常に爆速です。

10Mbps以上なら、高密度で広告や動画の多い、容量の重いホームページもサクッと開けるので、仕事でのリサーチでもサクッと調べ物ができます。

もしahamo、LINEMO、povo2.0ですら速度が遅いなら、その遅い場所そのものが、ドコモ、au、ソフトバンクの電波が悪い場所です。
速度が遅くなる場合は「その場所の電波が弱い」もしくは「5Gエリア外」というです。

電波が1~2本しかたっていない場所も、速度が遅くなりやすいです。

例えば、povo2.0が遅くてもahamoは速いという事は普通にあるので、もしあなたの生活圏で速度が遅いなら、別の電波の携帯会社へ切り替えるとアッサリ解決したりします。

SNS閲覧程度なら大丈夫:IIJmio(au回線)

IIJmio(au回線)は、夕方の速度は控えめ、でも25GB以下のプランが割安です。

・25GB以下の料金が安い
・夕方でもSNS閲覧は問題なし
・夕方だと重いサイト閲覧は遅い
IIJmioは25GBのプランがねらい目です。

こちらがIIJmioの詳しい料金プランです。
| IIJmio | ドコモ 回線 のみ対応 | ドコモ 回線 のみ対応 | au ドコモ 回線対応 | au ドコモ 回線対応 |
| 契約種別 | データ のみ | データ のみ | データ+ SMS | データ+ SMS+ 通話※ |
| データ 容量 | esim のみ対応 | 物理SIM のみ対応 | 物理SIM のみ対応 | 物理SIM esim 問わず |
| 2GB プラン | 440円 | 740円 | 820円 | 850円 |
| 5GB プラン | 650円 | 860円 | 930円 | 950円 |
| 10GB プラン | 1,050円 | 1,300円 | 1,370円 | 1,400円 |
| 15GB プラン | 1,430円 | 1,730円 | 1,780円 | 1,800円 |
| 25GB プラン | 1,650円 | 1,950円 | 1,980円 | 2,000円 |
| 35GB プラン | 2,240円 | 2,340円 | 2,380円 | 2,400円 |
| 45GB プラン | 2,940円 | 3,240円 | 3,280円 | 3,300円 |
| 55GB プラン | 3,540円 | 3,840円 | 3,880円 | 3,900円 |
| GB数 超過後 | 300Kbps に制限 |
夕方のIIJmio(au回線)は2~3Mbpsに低下するので、

重いサイトの閲覧はもたつきますが…

SNS閲覧やYouTube視聴なら問題なく使える速度です。

爆安だが「場所で運ゲー」:日本通信SIM

日本通信SIMは、夕方には場所によりインスタやマップがかなりもたつきますが、その代わりに爆安な格安SIMです。

・料金が爆安
・夕方でもXやYouTube視聴は問題なし
・夕方だと場所によりインスタやマップ等が遅い
夕方の日本通信SIMは場所によっては1Mbps台に低下するので、

1Mbpsだと、インスタなど使うアプリによっては動作が遅くなり、少しストレスを感じます。1Mbps台でスマホを触っている時の動画はこちら。

その代わり、ほぼすべてのデータ量において日本通信SIMは爆安です。

| 日本通信SIM | 基本料金 | 5分かけ放題 オプション | 70分無料通話 オプション | かけ放題 オプション |
| シンプル290 | 290円 /1GB | 390円 | 390円 | 1,600円 |
| みんなのプラン | 1,390円 /20GB | ー※ | ー※ | 1,600円 |
| 50GBプラン | 2,178円 /50GB | ー※ | ー※ | 1,200円 |
| 通常の 通話料 | 30秒11円 | |||
| 初期費用 事務手数料等 | 3,300円 |
料金をとにかく最低ラインで抑えたい人は日本通信SIMが良いです。
屋内で弱いがギガ無制限:楽天モバイル

楽天モバイルは、屋内で電波が弱くなるのが弱点ですが、夕方でも速度が遅くならないので、電波が良い場所なら快適です。

・使ったギガ数が少なかったら安くなる
・夕方でも速度の規制がない
・月3,278円でギガ無制限で通話かけ放題
・建物によっては屋内で電波が悪くなる
楽天モバイルは、日本通信SIMらとは違い、夕方の速度規制がなく快適です。

楽天モバイル限定で使える通話アプリ「楽天リンク」から電話すると、通話料無料なのでかけ放題です。

楽天モバイルの注意点は、建物によっては屋内で電波が1~2本になることがあり、このときは通信が不安定になり、QR決済すら開けません。


福井県大野市にあるショッピングモールVioというスーパーです。屋外なら電波は4本バリバリ立ってます。

ですがスーパーの中に入り、奥まったスペースに行くと電波が1~2本になることもザラで…

電波が1~2本の時の楽天モバイルは、通信がかなり不安定で、繋がったり繋がらなくなったりとムラが発生し、QRが開けないこともあります。

さらに電波が1~2本だと、楽天リンクの通話中、かなり聞こえにくい音質になります。
このように、屋外と屋内とで電波の差が激しい、それが楽天モバイルです。
その代わり楽天モバイルは、月3,278円でギガ無制限、テザリングも無制限、通話もかけ放題、電波が良い場所でつかう前提なら最強コスパです。
| Rakuten 最強プラン | 1人利用時 | 最強家族 プログラム |
| 0~3GB時 | 1,078円 | ▲110円 |
| 3~20GB時 | 2,178円 | ▲110円 |
| 20GB超過時 | 3,278円 | ▲110円 |
| 事務手数料 | 5回線まで 無料 |
| RakutenLink アプリで通話時 | 通話料無料 |
| 通常の通話料 | 30秒22円 |
| 15分以内の通話 かけ放題 | 1,100円 |

いかに、電波が悪い所へ近づかないかが楽天モバイルのミソですが、電波が立つかどうかは、「実際にその屋内で使ってみないと分からない」と運ゲー要素が強いため、デュアルSIMで予備回線を入れておくことをおすすめします。
よって楽天モバイルは、ある程度の知識があり、機械に詳しい方への利用をおすすめします。電波に不安を感じた場合は、弱点が少ないmineo、ahamo、LINEMO、povo2.0の4つの中から選んでください。

・迷ったらコレ:
→mineoのau回線(料金も速度も良バランス)
仕事で頻繁に企業サイトなど、重いサイトをネットサーフィンしてリサーチする人、爆速が欲しい人↓
・月10GBを超えない人:
→LINEMO(10GB以下が安い)
・月10GB以上+通話をよく使う人
→ahamo(初期費用0円+5分以内通話無料)
・月10GB以上+あまり通話をしない人
→povo2.0(初期費用0円+若干ahamoより安い)
まとめ
今回のテストで明らかになったのは、「格安SIMだから夕方は遅い」ではなく、「回線の選び方次第で、結果は天と地ほど変わる」という現実でした。
| 回線 | 夕方の快適さ | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| mineo(au回線) | ◎ 安定して快適 | 格安SIM初挑戦 |
| ahamo | ◎ 常時爆速 | 10GB以上使う、通話もする |
| LINEMO | ◎ 常時爆速 | 10GBも使わない |
| povo2.0 | ◎ 常時爆速 | 10GB使う、通話はしない |
| IIJmio(au回線) | 〇 実用ライン死守 | SNS閲覧がメイン |
| 日本通信SIM | △ 場所で差が出る | 料金最優先 |
| 楽天モバイル | △ 屋外◎ 屋内△ | 機械に詳しい方・デュアルSIM前提 |
夕方5〜7時のPayPay決済、LINE連絡、YouTube視聴——これらが普通に快適にできるかどうかの境界線は「2〜3Mbps」の維持にあります。そして、mineo・ahamo・LINEMO・povo2.0の4回線は、今回のテストでその水準を余裕でクリアし続けました。
「夕方に使えなかったらどうしよう」という不安は、今回の実測データが完全に払拭してくれました。あとは、自分のデータ使用量と使い方に合った一本を選ぶだけ。
ぜひ、この記事のデータを参考に、後悔しない格安SIMへの乗り換えを実現してください!





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